研究写真館
緑色蛍光タンパク質で光らせたマウス神経細胞 2011/11/02
撮影機材:共焦点レーザー顕微鏡
マウス脳の海馬から取り出して培養した神経細胞です。中央の膨らんだ部分の細胞体から突起が伸びて枝分かれしています。細かい棘が多数生えているのが樹状突起、棘がほとんど無く滑らかなのが軸索です。細胞体の興奮は軸索に伝わり、軸索の末端が他の神経細胞の樹状突起につながって、興奮が次の神経細胞に伝達します。この写真の視野にはたくさんの神経細胞がありますが、緑色蛍光タンパク質によって、隣り合った大小2つの神経細胞だけが光って見えています。
撮影者:椎名 伸之(神経細胞生物学研究室)
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