研究写真館
マウス胚盤胞における転写因子Nanogの発現 2011/11/02
撮影機材:倒立型蛍光顕微鏡
緑色はNanogという転写因子、赤色は細胞膜を染めたものです。胚盤胞は内部細胞塊(マウスの体を作る細胞)、栄養外胚葉(胎盤など体以外の部位を形成する細胞)から形成されており、栄養外胚葉が内部細胞塊を取り囲むような形をしています。この写真は、Nanog(緑色)は内部細胞塊の細胞の核に存在して、全能性 (全ての細胞になれる能力) の維持に働いている様子を示しています。
撮影者:小松 紘司(初期発生研究部門)
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