3D映像で生き物の内部を旅してみよう
血管のジャングル2012/02/10

マウス
マウスの脳下垂体後葉の一部分を2光子励起レーザー顕微鏡を用いて撮影しました。赤く標識された血管の周囲に緑色蛍光タンパク質で緑色に光らせた神経終末が分布しています。この神経終末から血管内に向けてバソプレッシン(抗利尿ホルモン)やオキシトシンなどのホルモンが分泌され、血流に従って末梢の臓器へ伝達されます。太い血管の太さは約15ミクロン、その周囲の毛細血管の太さは約5ミクロン(1ミクロンは1000分の1ミリ)です。
顕微鏡データ提供:統合神経生物学研究部門(野田研)
本企画の3D映像は、基礎生物学研究所で撮影された顕微鏡等のデータを元に、
国立天文台の4D2Uプロジェクトおよび新分野創成センターで蓄積された技術を用いて、
武田隆顕氏によって作成されました。
国立天文台の4D2Uプロジェクトおよび新分野創成センターで蓄積された技術を用いて、
武田隆顕氏によって作成されました。
さらに興味のある方は・・・国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクト