「緊急の共同利用研究」利用研究者よりメッセージが届きました2011/05/12
東日本大震災を受けて募集された「緊急の共同利用研究」にて基礎生物学研究所に滞在された、産業技術総合研究所 糖鎖医工学研究センターの村上智史さんよりメッセージが届きました。
「私は現在、メタノール資化性酵母を利用したヒト型糖鎖合成酵素の大量生産に関する研究を行っています。先の震災で私が所属するつくばセンターも被災しました。幸いにも人的な被害はなかったのですが、所内の設備がダメージを受けて実験再開の見通しが立たずにいたところ、酵母遺伝学フォーラムのHPで基生研の共同利用研究の募集を知り、利用させて頂くことにしました。今回は2週間ほど滞在して実験をさせて頂きました。受入れ先になって頂いた鎌田先生とは初対面だったのですが、滞在中はとても良くして頂き、快適に研究を行うことができました。岡崎に来たのは今回が初めてだったのですが、研究所は高台で景色も良く、食べ物もおいしかったのでかなり気に入ってしまいました。今後も共同研究は続けていきますので機会があればまたお邪魔したいと考えています。」
今年の新入生2011/04/11
今年も総合研究大学院大学生命科学研究科基礎生物学専攻は、個性豊かな新入生を迎えました。
田中実准教授が出前授業を行いました2010/05/27
生殖遺伝学研究室の田中実准教授が研究所近隣の岡崎市立竜美丘小学校の5年生を対象に出前授業を行いました。タイトルは、「メダカの卵を見て、育てよう」。5年生の理科の授業では、メダカの観察が行われます。これに先立ち、雌雄の見分け方、採卵の方法、卵の扱い方、卵と赤ちゃんメダカの観察の仕方など、メダカ研究者の田中准教授と小林佳代研究員が生徒さん達に伝授しました。
田中実准教授
小林佳代研究員
授業前の準備の様子