プレスリリース:シロアリの性決定遺伝子は特殊な進化を遂げている 〜高度な社会性の進化と関係?〜

 富山大学 前川清人准教授らとのモデル生物・技術開発共同利用研究、及び個別共同利用研究の一環として行われた、シロアリの性決定遺伝子に関係する論文が、8月6日付で Scientific Reports 誌にオンライン掲載され、プレスリリースが行われました。
 生物機能情報分析室は、ゲノム解析に貢献しました。

プレスリリース
https://www.nibb.ac.jp/press/2021/08/06.html

論文
“Evolutionary transition of doublesex regulation from sex-specific splicing to male-specific transcription in termites.” Scientific Reports
DOI:https://doi.org/10.1038/s41598-021-95423-7

マイクロプレートリーダーテクニカルセミナー

 皆様に様々な分析機器をご利用いただくため、生物機能情報分析室テクニカルセミナーを開催いたします。

 現在、生物機能情報分析室ではパーキンエルマーNIVO、コロナSH-9000Labの二台のマイクロプレートリーダー を所有しています(機器詳細:https://www.nibb.ac.jp/analyins/jp/?page_id=605)。

 今回は特に利用者の増加しているマイクロプレートリーダーNIVOの紹介と、応用できる実験例についてパーキンエルマージャパンとプロメガのご担当者様に詳しく解説していただきます。

 実際に生物機能情報分析室で所有している機器を用いて行うことのできる実験を含めてご紹介しますので、今後マイクロプレートリーダーの利用を考えている方や最新の実験手法について知りたいという方は是非ご参加ください。

 なお本セミナーはTeamsを使用して行います。参加の方法は生物機能情報分析室へ問い合わせ、あるいは、所内への案内メールをご確認ください。

■マイクロプレートリーダーテクニカルセミナー

日時:7月16日(金曜日)

【前半 13:30~14:30 (株)パーキンエルマージャパン 合田氏、塚副氏】

マルチモードプレートリーダーNIVOは発光・蛍光・吸光を測定できるプレートリーダーです。本セミナーではNIVOの仕様や各測定モードのアプリケーションを紹介します。

また発光・蛍光・吸光測定におけるマイクロプレートの選択も重要な点になりますので、マイクロプレートの選択法を本セミナーに加えて開催します。

・マルチプレートリーダーNIVOの仕様・アプリケーション例

・マイクロプレートの選択法

【後半 14:45~16:15 プロメガ(株) 桃井氏】

・発光アッセイ概論: 発光法と吸光法、蛍光法の違いを簡単にご説明し、各測定法に応じたプレートリーダーの測定原理や使い方のポイント、および発光アッセイでできるアプリケーションを一覧の形でご紹介いたします。

・細胞生存性アッセイ: 発光法の細胞生存性、毒性検出アッセイや、その応用としてリアルタイムに細胞生存性をモニターするアッセイをご紹介いたします。

・レポーターアッセイ: プロメガでは従来のホタルルシフェラーゼに加え、新しいNanoLucルシフェラーゼを製品化しております。

NanoLucルシフェラーゼにより従来のレポーターアッセイがさらに使いやすくなったこと、またNanoLucの登場で可能となった新たなアプリケーションをご紹介いたします。

理化学研究所 白須賢 グループディレクターらとの統合ゲノミクス共同利用研究の成果が Frontiers in Plant Science 誌に掲載されました。

 理化学研究所 白須賢グループディレクターらとの統合ゲノミクス共同利用研究の一環として行われた、ネコブセンチュウと植物との相互作用に関係する論文が、5月25日付で Frontiers in Plant Science 誌に掲載されました。

DOI
https://doi.org/10.3389/fpls.2021.680151

新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言時の生物機能情報分析室の対応について 4

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、基礎生物学研究所はレベル1の活動制限を実施しています。
http://www2.adm.orion.ac.jp/kanri/oshirase/mt_file/katudouseigensisin.pdf

 これに伴い、生物機能情報分析室では、以下の方針で共同利用研究や施設・機器利用を取り扱うこととさせていただきます。ご不便をおかけいたしますが、ご理解いただけますよう、よろしくお願いいたします。

* 施設利用の際は、感染拡大防止の観点から、マスク着用及び手のアルコール消毒をお願いします。
* 機器利用の際は、必ず使用簿に利用の記録をつけてください。
* 所外の研究者の来所については担当者に事前にご相談ください。感染拡大防止に最大限の配慮をした上で、共同研究を実施します。ただし、感染拡大地域に所在する研究者の来所はご遠慮いただく場合があります。

令和3年度 文部科学大臣表彰 研究支援賞を受賞

森友子技術班長、牧野由美子技術主任、山口勝司技術主任、尾納隆大技術職員(約2年前に研究部門へ異動)が、令和3年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰 研究支援賞を受賞いたしました。
業績名は、「生物学研究への大学共同利用機関コアファシリティの技術貢献」です。

詳細や受賞のコメントはこちらをご覧下さい。
https://www.nibb.ac.jp/pressroom/news/2021/04/06.html

新型コロナウイルス感染拡大防止のための生物機能情報分析室の対応について 3

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、基礎生物学研究所はレベル0.5の活動制限を実施しています。
http://www2.adm.orion.ac.jp/kanri/oshirase/mt_file/katudouseigensisin.pdf
 これに伴い、生物機能情報分析室では、以下の方針で共同利用研究や施設・機器利用を取り扱うこととさせていただきます。ご不便をおかけいたしますが、ご理解いただけますよう、よろしくお願いいたします。

* 施設利用の際は、感染拡大防止の観点から、マスク着用及び手のアルコール消毒をお願いします。
* 機器利用の際は、必ず使用簿に利用の記録をつけてください。
* 所外の研究者の来所については担当者に事前にご相談ください。感染拡大防止に最大限の配慮をした上で、共同研究を実施します。ただし、感染拡大地域に所在する研究者の来所はご遠慮いただく場合があります。

プレスリリース:無花粉スギとなりうる素材は全国に分布している 〜雄性不稔遺伝子の同定と多様性解析〜

 森林総合研究所 上野真義チーム長らとの共同利用研究の一環として行われた、スギの雄性不稔に関係する論文が、1月15日付で Scientific Reports 誌に掲載され、プレスリリースが行われました。
 生物機能情報分析室は、ゲノム解析に貢献しました。

プレスリリース
https://www.nibb.ac.jp/press/2021/02/16.html

論文
DOI:https://doi.org/10.1038/s41598-020-80688-1

森林総合研究所 上野真義 チーム長らとの統合ゲノミクス共同利用研究の成果が Scientific Reports 誌に掲載されました。

 森林総合研究所 上野真義チーム長らとの共同利用研究の一環として行われた、スギの雄性不稔に関係する論文が、1月15日付で Scientific Reports 誌に掲載されました。

論文
Scientific Reports volume 11, Article number: 1496 (2021)
DOI
https://doi.org/10.1038/s41598-020-80688-1

新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言時の生物機能情報分析室の対応について 3

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、基礎生物学研究所はレベル1の活動制限を実施しています。

http://www2.adm.orion.ac.jp/kanri/oshirase/mt_file/katudouseigensisin.pdf

 これに伴い、生物機能情報分析室では、以下の方針で共同利用研究や施設・機器利用を取り扱うこととさせていただきます。ご不便をおかけいたしますが、ご理解いただけますよう、よろしくお願いいたします。

* 施設利用の際は、感染拡大防止の観点から、マスク着用及び手のアルコール消毒をお願いします。
* 機器利用の際は、必ず使用簿に利用の記録をつけてください。
* 所外の研究者の来所については担当者に事前にご相談ください。感染拡大防止に最大限の配慮をした上で、共同研究を実施します。ただし、感染拡大地域に所在する研究者の来所はご遠慮いただく場合があります。