Headline News

2018.02.15 弘前大学創立50周年記念会館にて国際シンポジウムが開催されます
      >> 詳細(プログラム確定しました)

2018.02.06 業績を更新しました

2017.07.18 “生殖細胞の細胞内代謝の特徴と役割 ‐生殖細胞の独特なエネルギー代謝変化の必須な機能‐”
      松居靖久(計画研究)らの業績がProc. Natl. Acad. Sci. USAに掲載されました >> 詳細

2017.04.05 “プラナリアを無性生殖から有性生殖に転換する鍵物質:D体トリプトファンの同定!”
      小林一也(公募研究)らの業績がScientific Reportsに掲載されました >> 詳細 Topics

2017.04.03 本領域主催の国際会議、
      The International Research Symposium on Regulation of Germ Cell Development in vivo and in vitro
      を開催します

2017.02.10 “精子幹細胞の分化と自己複製を両立する新たなメカニズムの発見 〜
      幹細胞は分化シグナルからどのように守られるのか〜”
      吉田松生(計画研究)らの業績がStem Cell Reportsに掲載されました >> 詳細 Topics

2017.01.10 “ショウジョウバエとマウスにおける生殖細胞の形成に、共通してovoと呼ばれる遺伝子が
      必要であることを明らかにしました”
      小林悟(領域代表)らの業績がScientific Reportsに掲載されました >> 詳細 Topics

2016.11.10 “配偶子産生のサイクルを培養下で再現することに成功 〜
      林克彦(計画研究)らの業績がNatureに掲載されました >> 詳細 Topics

2016.08.09 “始原生殖細胞から機能的な卵子産生までを試験管内で再現する悲願を達成!”
      尾畑やよい(計画研究)らの業績がPNASに掲載されました >> 詳細 Topics

2016.07.07 “生殖細胞のオス化におけるNanos2の新たなターゲット分子を発見”
      加藤譲(公募研究)らの業績がNat Communに掲載されました >> 詳細 Topics

2016.06.03 研究成果発表における Acknowledgement 記載について

2016.04.29 第31回配偶子産生制御セミナー延期のお知らせ

2016.04.26 熊本地震復興事業についてのお知らせ

2016.04.25 受託解析(相互作用タンパク質の同定)のご案内

2016.04.15 平成28-29年度公募研究が決定しました

>> 以前のHeadline News

領域代表より

kobayashi

 配偶子産生機構(生殖細胞形成機構)の研究は、100年以上の歴史を有し、これまでに数多くの研究が行われてきました。しかし、長い研究の歴史にも関わらず、配偶子の産生に至る発生過程において、生殖細胞系列内で、どのような遺伝子が経時的に発現し、それらがどのような機能を担い、またどのように制御されているのかといった遺伝子ネットワークの解明、さらに、これら遺伝子の動物種間における共通性を真正面からとらえ、その解明を目指す研究は僅かであったと思います。本研究領域では、限られた動物種において深化されつつある個々の研究成果を踏まえ、基礎研究と応用分野など異なる研究分野の研究者による研究グループを組織し、これらの重要課題の解明に挑みます。本研究が、今後の新たな配偶子産生機構研究の核となることを期待しています。
 ところで、私は海釣りが好きです。ユニークな魚や、予期しない大物をつり上げることができるのではないかとワクワクできるからです。もちろん、必ず釣れる釣り堀や、決まった獲物の数釣りも楽しめますが、好みではありません。今は、本研究領域の仲間とともに大海原に船を漕ぎ出して獲物を狙う気分です。このような気持ちを共有できる研究仲間の先生方に感謝します。

公募研究について

新学術領域研究(研究領域提案型)の研究概要

23 動物における配偶子産生システムの制御

  領域略称名:配偶子産生制御
  領域番号:3504
  設定期間:平成25年度~平成29年度
  領域代表者:小林 悟
  所属機関:筑波大学生命領域学際研究センター

 動物が安定して子孫を残すためには、配偶子の元となる始原生殖細胞を作り出すこと、それに由来する配偶子幹細胞の働きにより配偶子を継続して産生すること、が不可欠である。本領域では、この2つの過程に注目し、動物の配偶子産生システム制御機構を解明することを目的とする。このとき、動物種を越えて機能する共通メカニズムに注目すること、in vivoの解析とともにin vitroで配偶子産生過程を再現することを連携して行い、より深い理解を目指している。
 本領域は、配偶子産生システムの制御機構を明らかにする研究項目A01 と、in vitro において配偶子産生を再現する研究項目A02 で構成される。A01 で得られる研究成果を基盤とし、A02 においてin vitro で配偶子産生を再現する。さらにその系をA01 の解析系として使うことにより、in vivo で行われてきた研究に技術革新をもたらす。計画研究とともに、様々な動物を用いる公募研究を取り込むことで、広い分野にまたがる新たな学術領域を創成する。このため、A01では、ショウジョウバエやマウスだけでなく、特徴ある配偶子産生制御を行う様々な動物を対象にした研究を募集する。また、A02では、in vitroにおける配偶子産生の再現を目的としているが、そのような培養系の開発や効率化に寄与する基礎的な研究も歓迎する。2つの研究項目を通して、萌芽的であるが、新たな研究の方向性を示す独創的な研究を行っている若手研究者の提案を歓迎する。


研究項目

応募上限額(単年度)

採択目安件数

A01 配偶子産生システムの制御機構を知る

配偶子産生制御ネットワークを明らかにする研究等:800万円
萌芽的な研究等:500万円

2件
3件

A02 in vitroで配偶子産生を再現する

in vitroにおいて配偶子産生を再現する研究等:800万円
萌芽的な研究等:500万円

1件
2件

(平成26年度公募研究  平均配分額 490万円  最高配分額 570万円)

>> 平成28年度科学研究費助成事業-科研費- 


新着集会情報

>> 研究集会一覧

第47回 配偶子産生制御セミナー

"piRNA経路によるレトロトランスポゾンサイレンシング機構"
日時 平成30年1月25日(木)
講師 石津 大嗣 先生
   東京大学大学院理学系研究科 助教
場所 弘前大学農学生命科学部402室  >> 詳細


第46回 配偶子産生制御セミナー

"生殖細胞の形成と脱分化を制御するエピジェネティック機構"
日時 平成29年12月21日(木)
講師 松居 靖久 先生
   東北大学加齢医学研究所 教授
場所 弘前大学農学生命科学部402室  >> 詳細


第45回 配偶子産生制御セミナー

"マウスにおける減数分裂の開始機構"
日時 平成29年12月7日(木)
講師 小林 悟 先生
   筑波大学生命領域学際研究センター 教授
場所 弘前大学農学生命科学部402室  >> 詳細


第44回 配偶子産生制御セミナー

"マウスにおける減数分裂の開始機構"
日時 平成30年1月31日(月)
講師 石黒 啓一郎 先生
   熊本大学発生医学研究所 染色体制御分野 独立准教授
場所 自然科学研究機構 明大寺地区1階 会議室  >> 詳細


第43回 配偶子産生制御セミナー

"精子形態と運動の適応的進化と体内受精の成立"
日時 平成29年11月16日(月)
講師 渡邉 明彦 先生
   山形大学理学部理学科 教授
場所 弘前大学農学生命科学部403号室  >> 詳細


第42回 配偶子産生制御セミナー

"精巣特異的ヒストンH3バリアントH3tの精子形成過程での役割解明に向けて"
日時 平成29年10月5日(木)
講師 上田 潤 先生
   旭川医科大学・教育研究推進センター 准教授
場所 自然科学研究機構 山手3号館2階 共通セミナー室  >> 詳細


第41回 配偶子産生制御セミナー

"1種類の貪食細胞によるヒトデ幼生の免疫システム"
日時 平成29年9月4日(月)
講師 古川 亮平 先生
   慶應義塾大学 自然科学研究教育センター 助教
場所 弘前大学農学生命科学部402号室  >> 詳細


第40回 配偶子産生制御セミナー

"プラナリアはなぜ全能性幹細胞を成体で維持できるのか?"
日時 平成29年5月18日(木)
講師 佐藤 勇輝 先生
   京都大学 大学院理学研究科 博士後期課程3年
場所 弘前大学農学生命科学部402号室  >> 詳細


第39回 配偶子産生制御セミナー

"沖縄の身近な生き物に未知の生化学反応を探る"
日時 平成29年4月27日(木)
講師 石田 哲夫 博士
   琉球大学 理学部 海洋自然科学科 教授
場所 弘前大学農学生命科学部402号室  >> 詳細


第38回 配偶子産生制御セミナー

"生殖細胞による動物遺伝資源の保存を目指して: 鳥類とほ乳類の生殖細胞移植"
日時 平成29年4月20日(木)
講師 中村 隼明 博士
   基礎生物学研究所 生殖細胞研究部門 日本学術振興会特別研究員
場所 横浜市立大学(福浦キャンパス)講義棟D1講義室  >> 詳細


第7回シンポジウム

"Germ Cell" 日本発生生物学会 Symposium 10
日時 平成29年5月10日(水)- 5月13日(土)
場所 タワーホール船堀(東京都江戸川区船堀4-1-1)

第6回シンポジウム

"生殖細胞に秘められたパワーを解く" 第69回日本動物学会関東支部大会 シンポジウム
日時 平成29年3月20日(月・祝)
場所 筑波大学 東京キャンパス(東京都文京区大塚3-29-1)

第37回 配偶子産生制御セミナー

"生殖細胞と多能性幹細胞の違いを制御する分子機構"
日時 平成29年2月9日(木)17:40 - 19:10
講師 松居 靖久 博士
   東北大学加齢医学研究所 教授
場所 弘前大学農学生命科学部402講義室  >> 詳細

第36回 配偶子産生制御セミナー

"マウス生殖細胞の性分化機構"
日時 平成28年12月16日(金)16:00 - 17:30
講師 相賀 裕美子 博士
   国立遺伝学研究所系統生物研究センター発生工学研究室 教授
場所 筑波大学 TARAセンターA棟2階 セミナールーム  >> 詳細

第35回 配偶子産生制御セミナー

"動物における生殖細胞形成機構"
日時 平成28年12月8日(木)17:40 - 19:10
講師 小林 悟 博士
   筑波大学生命領域学際研究センター 教授
場所 弘前大学農学生命科学部402室  >> 詳細

第34回 配偶子産生制御セミナー

"哺乳類生殖過程における糖鎖について - 実在論からその生理活性を考える - "
日時 平成28年10月19日(水)18:00 - 19:30
講師 荒木 慶彦 博士
   順天堂大学大学院・医学研究科 環境医学研究所 先任准教授
場所 弘前大学農学生命科学部203室  >> 詳細

第32回 配偶子産生制御セミナー(日時変更)

生殖工学を駆使して見えてきた卵の機能と生殖のメカニズム
日時 平成28年10月7日(金)17:40 - 19:10
講師 尾畑 やよい 博士
   東京農業大学 バイオサイエンス学科
   動物発生工学研究室 教授
場所 弘前大学農学生命科学部402号室  >> 詳細

第33回 配偶子産生制御セミナー

ライディッヒ細胞の脱分化・分化転換による精巣間質の組織構築機構
日時 平成28年8月24日(水)17:00 - 20:00
講師 嶋 雄一 博士
   川崎医科大学 解剖学教室 准教授
場所 横浜市立大学(福浦キャンパス)講義棟D1講義室  >> 詳細

第32回 配偶子産生制御セミナー

 都合により延期いたします
 日程についてあらためてお知らせします

生殖工学を駆使して見えてきた卵の機能と生殖のメカニズム
日時 平成28年5月2日(月)17:40 - 19:10
講師 尾畑 やよい 博士
   東京農業大学 バイオサイエンス学科
   動物発生工学研究室 教授
場所 弘前大学農学生命科学部402号室  >> 詳細

第31回 配偶子産生制御セミナー

哺乳類卵母細胞の体外産生の先端技術
日時 平成28年5月20日(金)16:00 - 17:30(日程変更)
   平成28年5月10日(火)16:00 - 17:30
講師 平尾 雄二 博士
   国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)
   畜産研究部門 家畜育種繁殖研究領域 家畜胚生産ユニット長
場所 筑波大学 TARAセンターA棟2階 セミナールーム  >> 詳細

>> 以前のセミナー

更新情報など

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