成果情報

【電子顕微鏡支援:豊岡公徳(理化学研究所)】[2026.07.27]
佐藤明子 教授(広島大学)の論文が Nature Communications に掲載されました

細胞内「配送センター」ゴルジ体から輸送担体としてエンドソームが誕生 ― 細胞膜へのタンパク質輸送の新たな仕組みを解明 ―

Takiguchi A., Shek H. T., Sasaki S., Tago T., Uehara T., Goto Y., Toyooka K., Kurokawa K., Tojima T., Nakano A., Maeda M., Satoh T.,Satoh A. K. Reversible control of post-Golgi transport by brefeldin A reveals recycling endosome maturation during glycosylphosphatidylinositol-anchored protein transport. Nature Communications (2026) DOI:10.1038/s41467-026-75784-1

<概要>本研究では、薬剤によりポストゴルジ輸送を操作可能な細胞を作成し、ゴルジ体からリサイクリングエンドソーム(RE)への積荷GPI-APの輸送を詳細に観察しました。その結果、ゴルジ体のトランス端に存在するトランスゴルジネットワーク (TGN) 上のGPI-AP局在部位で、GPI-APの搬出に伴い、新規にREが形成されることを見出しました。さらに、このGPI-APを含むREがクラスリン小胞を含む数珠状の構造を取っており、クラスリン小胞の形成に伴い、TGNから分離されることも示しました。
ABiS・電子顕微鏡観察支援(支援担当:豊岡公徳・後藤友美)では、アレイトモグラフィーによるゴルジ体構造の3次元的解析支援を行いました。

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