2009年 5月 7日

基礎生物学研究所がマックス・プランク植物育種学研究所(ドイツ)と学術交流協定を締結

自然科学研究機構基礎生物学研究所は、植物科学分野での研究推進の為、新たにドイツのマックス・プランク植物育種学研究所(MPIZ)と学術交流協定を締結しました。本協定に基づき、植物科学分野における共同研究の推進、合同シンポジウムの開催、学生および研究者の交流、実習コースの共催などを企画します。この活動は、基礎生物学研究所においては、国際共同研究支援プログラムの一環として行われるもので、学術交流の効果を広く国内に広げるため、基礎生物学研究所が日本とドイツの植物科学研究交流の窓口として機能することを目指しています。

2009年8月25日〜26日には、第一回基礎生物学研究所-MPIZ植物科学合同シンポジウムをドイツのケルンにて開催します。この合同シンポジウムは、日本の植物科学研究者コミュニティから、日本-ドイツ間の共同研究を新たに計画する研究者を広く公募し(講演者の旅費は基礎生物学研究所が支給)、双方の研究者の講演により、共同研究の新たな設定、推進を図ろうとするものです。

応募方法: 基礎生物学研究所ホームページ(http://www.nibb.ac.jp/)に応募受付フォームを設置し、5月8日(金)から6月6日(土)まで応募受付。選考により7名の講演者を決定します。(注:新型インフルエンザ流行の今後の動向によっては、合同シンポジウムの開催時期が変更になる可能性もあります。)

 

基礎生物学研究所の岡田清孝所長は「両国間の研究交流は長い歴史があります。今回の協定が、両国の研究者や学生の積極的な交流を促し、数多くの共同研究につながることを期待しています。」と語っています。

マックス・プランク植物育種学研究所

マックス・プランク植物育種学研究所とケルンの町並み(MPIZ提供)


[本件に関するお問い合わせ先・報道担当]

基礎生物学研究所 広報国際連携室
倉田 智子
Tel: 0564-55-7628
E-mail: press@nibb.ac.jp