愛知県立豊田西高等学校による施設見学が行われました

8月21日に、豊田西高等学校による施設見学が行われました。川出健介特任准教授の引率のもと、6 名の方が生物機能情報分析室の見学に来られました。森友子技術班長と尾納隆大技術係員が施設や機器について説明を行い、川出特任准教授が施設における技術職員の役割等の説明を行いました。

見学後、尾納技術係員が研究所で働く技術職員について簡単に紹介しました。

ゲノムインフォマティクストレーニングコース 2017 夏 終了しました

6 月 22 – 23 日にゲノムインフォマティクストレーニングコース 2017 夏「大規模な生物データ解析のための UNIX 入門」を開催しました。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

今年度開催のコースに関しては以下のページをご覧ください。
今回のコースに参加されてさらにステップアップを考えている方、また今回残念ながらご受講できなかった方も是非ご応募ください。
http://www.nibb.ac.jp/gitc/

岡崎市矢作中学校の職場体験が行われました

本日、岡崎市矢作中学校の中学生 2 名が職場体験のため、生物機能情報分析室・重信研究室を訪れました。重信研究室の鈴木みゆず技術支援員の指導のもと、アブラムシの卵の観察や採集方法を体験していただきました。他にも、森友子技術班長による施設の紹介や、山口勝司技術主任、尾納隆大技術係員が共同利用研究で使用している生き物の紹介を行いました。

ゲノムインフォマティクストレーニングコース 2017 秋 申込開始

基礎生物学研究所は、ゲノムインフォマティクストレーニングコースを開催します。

  • BLAST 自由自在 〜配列解析の極意をマスターする〜 : 2017 年 9 月 14 – 15 日

詳細は下記 URL をご覧ください。サイドメニューのバナーからも同 URL へアクセス可能です。

http://www.nibb.ac.jp/training/2017-3rd/ 申込みは終了しました

京都産業大学 近藤寿人 教授との次世代シーケンサー共同利用研究の成果が Development に掲載されました

京都産業大学 総合生命科学部 近藤 寿人 教授と自然科学研究機構 基礎生物学研究所 生物機能解析センター 重信 秀治 特任准教授らは、「In vivo ビオチン化転写因子を用いた汎用性と定量性をもった ChIP-Seq 解析法の確立」に関する共同研究を行い、その解析法を多能性幹細胞の研究に用いて、これまでの定説を覆す、転写因子 ZIC2 を中心とした新しい制御機構を発見しました。

【発表論文】
ChIP-seq analysis of genomic binding regions of five major transcription factors highlights a central role for ZIC2 in the mouse epiblast stem cell gene regulatory network
(5種類の主要な転写因子に関するゲノム上の結合領域の解析から、マウスエピブラスト幹細胞では ZIC2 が遺伝子発現制御の主役であることが明らかになった)

英国発行の国際科学雑誌 Development 114巻11号1948-1958
(5月30日正午[英国時間]刊行)に掲載

【本研究に参加したメンバー】
京都産業大学  近藤寿人、飯田英明(大学院生、現研究員)
基礎生物学研究所  重信秀治山口勝司(主任技術職員)

[試料作製と予備解析]
大阪大学(生命機能研究科) 松田一成、三上智之(大学院生、現社会人)
Munazah Andrabi(研究員、現 Manchester 大)

[ゲノムデータ解析ツールの提供と解析のサポート]
九州大学(医学研究院) 沖 真弥(助教)

[転写因子ビオチン化システムの提供]
Emory University School of Medicine    Jeremy B. Boss(教授)

詳しいプレスリリースは以下をご覧ください。

基生研プレスリリース
多能性幹細胞について、転写因子ZIC2を中心とした、定説を覆す新しい制御機構を発見
〜 iPS細胞をはじめとした多能性幹細胞の研究の新展開を期待 〜