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基礎生物学研究所を思う存分、体験できます。 研究者を志している人、大学院進学を希望している人に朗報! 若い諸君(学部学生・修士大学院生)を対象とした 体験入学を受け入れています。 |
基礎生物学研究所、総合研究大学院大学での研究を経験してみたい
基礎生物学研究所への大学院進学を考えてみたい
そんな学部学生・大学院生には絶好の機会です。 意欲ある将来の研究者の卵たちに基礎生物学研究所での最先端研究を知ってもらおうと、数日間に渡って研究部門・施設に属し、思いっきり研究を経験してもらう体験入学「研究三昧」を行なっています。 個性豊かな・世界の第一線で活躍している研究者たちが皆さんを待っています。
「何が経験できるか」まずは内容を覗いてみましょう。また、過去の体験入学経験者の声も聞いてみましょう。
体験期間は参加研究部門・施設と応募者との間の話し合いで自由に設定できます(実施期間2022年3月から2023年3月末まで)。 内容で疑問に思ったことがあれば参加研究部門・施設一覧の各担当者に気軽にお問い合わせ下さい。
一次募集の締切は、2022年5月16日 (月)です。一次募集にお申込みいただいた参加者には、交通費・滞在費用の全額補助制度があります。 申込書をもとに選考を行います。 参加希望者は参加申込書に記入の上、参加動機を添付してメールにてお申し込み下さい。
現在、二次募集を受付中です。
総合研究大学院大学は基礎生物学研究所を含む多くの研究所から構成されており、生命科学研究科基礎生物学専攻が基礎生物学研究所に置かれています。体験入学は総研大の活動の一環として実施されるものです。
受入が決定した後、状況によっては新型コロナウイルス感染症感染拡大防止の観点より来所を見合わせる必要がある可能性があります。受入研究室の指示に従ってください。
参加希望者の方は申込書に記入の上、参加動機を添付してメールにて( E-mail: r7139@orion.ac.jp 岡崎統合事務センター大学院係宛)お申し込み下さい。選考の上、結果をお知らせします。体験入学の対象は学部学生および修士課程の大学院生です。例年、学部3年以上の学生さんを受け入れて来ましたが、本年は「基礎生物学研究所大学生のための夏の実習」の開催が難しいため、1、2年次の学生の皆さんの体験入学への申し込みを受け付けます。
大学共同利用機関法人 自然科学研究機構
岡崎統合事務センター 国際研究協力課 大学院係
〒444-8585
愛知県岡崎市明大寺町字西郷中38番地
TEL : (0564) - 55 - 7139
FAX : (0564) - 55 - 7119
E-mail : r7139@orion.ac.jp
上田 貴志
E-mail :
tueda@nibb.ac.jp
一次募集と二次募集をします
研究室WEBサイト
細胞内には、様々なオルガネラ(細胞小器官)が存在します。各オルガネラはそれぞれに固有のタンパク質や脂質の組成をもち、それがオルガネラ機能の多様性を生み出す基盤となっています。我々は,植物の細胞内でどのような仕組みによりオルガネラ間の物質輸送がなされており、それがいかにして植物固有のオルガネラのはたらきや高次生命現象を生み出しているのかを明らかにするべく研究を行っています。体験入学では、シロイヌナズナやゼニゴケを用いて、植物のオルガネラの動きやはたらきを観察します。具体的な内容については、それぞれの希望をもとに相談の上決定します。
中山 潤一
E-mail :
jnakayam@nibb.ac.jp
TEL : 0564-55-7680
一次募集と二次募集をします
研究室WEBサイト
エピジェネティクスとはDNAの一次配列だけでは説明できない遺伝現象を研究する学問領域であり、個体の発生や細胞の分化だけでなく、疾患や老化の鍵を握ると考えられています。本研究部門では、DNAを取り巻く「クロマチン」という構造に着目し、培養細胞やモデル生物である酵母、原生動物を用いて、エピジェネティクスの分子機構の解明を目指しています。具体的な体験内容や日程は相談の上で決めたいと思います。
椎名 伸之
E-mail :
nshiina@nibb.ac.jp
TEL : 0564-55-7620
一次募集と二次募集をします
研究室WEBサイト
長期の記憶・学習に必要な、神経細胞樹状突起におけるmRNA輸送・局所的翻訳のメカニズムについて研究をしています。マウスや神経培養細胞を用いて、遺伝子導入や遺伝子破壊、蛍光分子イメージング等によって、関連分子の機能と役割を解析しています。また、生化学的手法を用いた新たな関連タンパク質やmRNAの同定と単離もおこなっています。体験の内容は、マウス神経細胞の初代培養や蛍光分子イメージングを行う予定です。
坪内 知美
E-mail :
ttsubo@nibb.ac.jp
TEL : 0564-55-7693
一次募集と二次募集をします
研究室WEBサイト
胚性幹(ES)細胞細胞は体を構成する全ての細胞に分化する能力(多能性)を備えたユニークな細胞群です。私たちは、特にマウスのES細胞のゲノム維持と自己複製過程に焦点をあて、主に蛍光イメージングやフローサイトメトリーを駆使して解析を進めています。また、体細胞に多能性を人工的に再獲得させる際の分子機構を研究しています。体験入学を通じて将来やってみたい(かもしれない)研究を模索してみませんか?まずはメールでご連絡頂ければ事前に内容・日程について相談させて頂きます。
真野 昌二
E-mail :
mano@nibb.ac.jp
TEL : 0564-55-7504
一次募集と二次募集をします
研究室WEBサイト
植物が示す様々な生命現象は、細胞小器官(オルガネラ)の機能に支えられています。 私たちは、「オルガネラがどのようにして機能を発揮するのか?」、「どのような仕組 みで増えたり消失したりするのか?」ということに興味をもって研究を行っています。 体験入学では、細胞生物学、分子生物学、生理学、イメージング手法を用いて、植物 オルガネラ研究を体験してもらいます。日程や実習内容は相談に応じます。
東島 眞一
E-mail :
shigashi@nibb.ac.jp
一次募集と二次募集をします
研究室WEBサイト
運動・行動を作り出す際の中枢神経系神経回路の作動様式を、単一神経細胞レベルの解像度で明らかにすることは、神経科学の大きな目標の1つです。私たちは、シンプルな中枢神経系を持つ小型魚類を用い、動物の行動が作り出される際の神経系の動作様式の解明を目指しています。さまざまなタイプの神経細胞を特異的にラベルするトランスジェニックフィッシュを多数作製し、特定のタイプの神経細胞の活動パターンを電気生理学やイメージングによって計測することが研究手法の中心です。体験入学では、小型魚類胚へのマイクロインジェクション、GFPでラベルされた神経細胞の観察、および電気生理学記録を体験してもらう予定です。
新美 輝幸
E-mail :
niimi@nibb.ac.jp
TEL : 0564-55-7606
一次募集と二次募集をします
研究室WEBサイト
圧倒的な種数の豊富さを誇る昆虫は、4億年以上にわたる進化の歴史の中で、地球上のあらゆる環境に適応し、それぞれの種が各々の環境に適応すべく多様化した形質を発達させています。100万種以上にも及ぶ昆虫は、多様性の宝庫であり、多様性創出の進化メカニズムを解き明かすための研究材料として未知で無限の可能性を秘めています。当研究部門では、昆虫が進化の過程で獲得した新奇形質に着目し、昆虫の多様な形質をもたらす分子基盤および進化メカニズムを解明することを目指して、研究を行っています。具体的な体験内容は相談の上、決定します。不思議に満ちた昆虫の世界を一緒に堪能しましょう!
川口 正代司
E-mail :
masayosi@nibb.ac.jp
TEL : 0564-55-7564
一次募集と二次募集をします
【修士課程の方のみ応募可】
研究室WEBサイト
私たちは、マメ科のモデル植物ミヤコグサを用いて、根粒菌及びアーバスキュラー菌根菌との共生の分子メカニズムと進化の解明に取り組んでいます。体験入学では、共生菌の感染に伴う遺伝子発現や、シグナル物質の影響などを観察していただく予定です。メタボロミクスに興味のある方も歓迎します。
重信 秀治
E-mail :
shige@nibb.ac.jp
TEL : 0564-55-7670
一次募集と二次募集をします
研究室WEBサイト
私たちは、昆虫アブラムシとその共生細菌の共生を研究しています。アブラムシと共生細菌はお互い相手なしでは生きていけないほどの絶対的な相互依存関係にあります。アブラムシは細胞の「中」に共生細菌を棲まわせ、異なる生物がまるでひとつの生物であるかのように融合し、そして協調的に生命活動を行なっています。私たちはこの緊密な共生のメカニズムと進化に興味があります。体験入学では、私たちが発見した、共生に重要な遺伝子のいくつかに注目し、それらが、「いつ」「どこで」発現しているかを、最先端の分析技術を駆使して調べ、結果をもとにそれらの遺伝子が共生にどのように関わっているかを議論します。4日以上滞在してじっくり研究に取り組める方に限ります。
皆川 純
E-mail :
minagawa@nibb.ac.jp
TEL : 0564-55-7515
一次募集と二次募集をします
研究室WEBサイト
植物や単細胞藻類が「いかに光を集めて効率よく光合成を行っているか」研究しています。生化学(重要なタンパク質などを取り出して調べる)、分光学(光を当ててみて吸収や発光(蛍光)を調べる)、分子遺伝学(重要な遺伝子を失うとどうなるか調べる)などの手法を駆使した研究が進められています。これらの研究に実際に触れることで、「研究」の最前線、「研究者生活」を体験してもらいます。具体的な内容は相談の上、決めましょう。
森田(寺尾)美代
E-mail :
mimorita@nibb.ac.jp
TEL : 0564-55-7556
一次募集と二次募集をします
研究室WEBサイト
植物は、重力、光、水分勾配などの環境情報を認識し、より効率的にリソースを獲得出来るように成長方向を調節しています。私たちは植物の重力応答について、植物がどこでどの様に重力方向を認識し、器官全体へ情報を伝達して成長を制御するのかを研究しています。体験入学では、変異体を用いた屈曲実験や、垂直ステージ顕微鏡を用いた生細胞イメージングによる細胞の重力応答の観察などの中から、みなさんがより興味を持てる内容について体験してもらう予定です。
亀井 保博
E-mail :
ykamei@nibb.ac.jp
TEL : 0564-55-7630
一次募集と二次募集をします
研究室WEBサイト
生物は高緯度地域では寒冷な気候に、低緯度地域では温暖な気候といったように地球上の様々な環境温度に適応しています。私たちは生物と温度の関係をミクロ・ナノスケールで、分子生物学・蛍光イメージングなどの手法を用いて研究しています。体験してもらう具体的な内容は相談の上で決めます。
岡崎統合事務センター 国際研究協力課 大学院係
TEL : (0564) - 55 - 7139
FAX : (0564) - 55 - 7119
E-mail : r7139@orion.ac.jp