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文部科学省科学研究費補助金「特定領域研究」細胞核ダイナミクス
研究概要
しきり線
 
 細胞核を持たない原核生物が単細胞生物としてしか存在しないのに対して、細胞核を持つ真核生物は、単細胞から高次の生命機能を持つ高等多細胞生物まで、多様な生物として存在している。それは、真核生物の細胞核が、長大なゲノムを安定に収納・保持・伝達する仕組みと、同じゲノム情報から機能の異なる細胞を作り出す仕組みを兼ね備えているからである。このような細胞核の機能は、細胞核内の高次構造(アーキテクチャー)によって支えられている。細胞増殖、環境応答、生殖、発生・分化、老化などゲノム機能に密接に連関した生命活動の理解のためには、ゲノムが納められている細胞核という「入れ物」の構造とその構築原理を知ることが必要不可欠である(図1)。本申請研究領域は、生化学・分子遺伝学の手法に最新のイメージング技術を組み合わせることにより、ゲノム機能を支える基盤としての細胞核構造のダイナミクスを解析し、核の高次構造がどのように構築され、それが細胞増殖や個体発生など様々な生命現象の機能発現にどのように関与しているか統合的に理解することを目指す。
図1.生命機能の基盤となる細胞核構造

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