第10回NIBBバイオイメージングフォーラム 「新時代のバイオイメージングの開拓」
主催: 基礎生物学研究所 光学解析室
共催: 自然科学研究機構 若手研究者による分野間連携研究プロジェクト「高精度波面計測によるプラズマ揺動計測と分子生物学的揺らぎ研究への展開」
共催: 日本光学会 フォトダイナミズム研究グループ 準備委員会
協賛: 科研費新領域「スパースモデリングの深化と高次元データ駆動科学の創成」
日程: 平成28年2月16日(火)-17日(水)
場所: 自然科学研究機構 基礎生物学研究所 明大寺地区1階会議室(愛知県岡崎市)
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開催趣旨
位相差イメージング、微分干渉イメージング、多光子励起イメージング、ラマン散乱イメージングなどといったイメージング技術の多くは、光学理論が研究されてからバイオイメージングに広く用いられるようになるまでに、一般に十数年から数十年という長い期間を必要としてきました。最先端の光学研究をされている研究者の方々と、顕微鏡を用いて研究をされている生物学研究者の方々との間に交流の場を設けることが、光学の基礎研究からバイオイメージング適用までの時間の短縮と、新たなバイオイメージング技術の芽の発見に必要不可欠なのではないかと考えます。NIBBバイオイメージングフォーラムでは、第10回という節目を迎え、バイオイメージングへの適用が期待される最先端の光学、光工学、イメージングの研究をされている方々に講演をお願いし、生物学研究者とともに議論を深める場を提供することで、光学と生物学の分野交流と共同研究の促進を図ります。このフォーラムが、我が国発の新たなバイオイメージング分野を開拓する礎になればと願うものです。
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世話人
亀井 保博 |
(基礎生物学研究所) |
高見 英樹 |
(国立天文台) |
早野 裕 |
(国立天文台) |
武田 光夫 |
(宇都宮大学) |
山本 裕紹 |
(宇都宮大学) |
服部 雅之 |
(基礎生物学研究所) |
村田 隆 |
(基礎生物学研究所) |
野中 茂紀 |
(基礎生物学研究所) |
玉田 洋介 |
(基礎生物学研究所) |
(事務局;基礎生物学研究所光学解析室:biforum@nibb.ac.jp)
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プログラム(予定)
2月16日(火) |
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12:30〜13:00 |
受付(基礎生物学研究所 玄関) |
13:00〜13:05 |
開会の挨拶 |
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亀井保博(基生研) |
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セッション1 生物学・天文学分野におけるイメージングの現状と問題点 |
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座長:亀井 保博(基生研) |
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13:05〜13:45 |
松田 厚志(情通研) |
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「回折限界を超えた蛍光顕微鏡で細胞核を見る」 |
13:45〜14:25 |
服部 雅之(基生研) |
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「補償光学の顕微鏡への応用:広範な応用に向けた現状と課題」 |
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〜Break〜 15 min |
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セッション2 イメージングの未来を切り拓く光学理論 |
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座長:早野 裕(国立天文台) |
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14:40〜15:20 |
武田 光夫(宇都宮大) |
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「Holographic Correloscopy: 光拡散板の背後の物体を透視する3次元イメージング」 |
15:20〜16:00 |
吉森 久(岩手大) |
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「コヒーレンス計測に基づく3次元分光イメージング」 |
16:00〜16:40 |
三浦 則明(北見工大) |
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「デコンボリューション技術と太陽像回復への適用」 |
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〜Break〜 10 min |
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セッション3 新しいイメージング技術の創成1 |
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座長:村田 隆(基生研) |
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16:50〜17:30 |
白井 智宏(産総研) |
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「強度干渉を利用した新しい光コヒーレンストモグラフィとその展望」 |
17:30〜18:10 |
大野 良人(東北大) |
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「すばる望遠鏡での天文トモグラフィー補償光学の実証」 |
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18:20〜20:20 |
懇親会(同会場) |
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2月17日(水) |
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セッション4 最先端の撮像素子・機器 |
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座長:秋山 正幸(東北大) |
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09:00〜09:40 |
Min-Woong SEO (静岡大) |
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「Advanced CMOS Image Sensors towards Single-Photon Imaging and Biomedical Applications」 |
09:40〜10:20 |
中屋 秀彦(国立天文台) |
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「天文観測用低ノイズ大面積InGaAs近赤外線センサー」 |
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〜Break〜 20 min |
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セッション5 新しいイメージング技術の創成2 |
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座長:野中 茂紀(基生研) |
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10:40〜11:20 |
的場 修(神戸大) |
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「ディジタルホログラフィック顕微鏡による細胞ライブイメージング」 |
11:20〜12:00 |
池田 思朗(統数研) |
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「スパースモデリングを用いたイメージング法」 |
12:00〜12:40 |
高見 英樹(国立天文台) |
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「補償光学の将来」 |
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過去の情報
〈過去のバイオイメージングフォーラムのリンク〉
9th 「物理特性のイメージング」 (2015.1.26-27)
8th「これからのバイオイメージングの方向性」(2014.3.4)
「全国大学等バイオイメージング連携体制の今後のあり方を考える会」(2014.3.5-6)
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申し込み
(申込みは終了しました)
参加申込
申込フォームをダウンロードし、必要事項を記入の上、biforum@nibb.ac.jpあて2月8日までにお送りください。
(申し込みを延長しました)
なお、今回会場が会議室となっており、例年よりも収容人数が少ないため、参加者が60名になった時点で締め切らせて頂きますのでご了承下さい。
(アドレスの@の前は「ビー・アイ・フォーラム」です。)
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宿泊
自然科学研究機構宿泊施設(三島ロッジ)の予約を承ります。申し込みフォームに宿泊希望をご記入ください。満室の際は申し訳ございませんが、近隣のホテルを各自でご予約下さい。
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旅費補助
旅費の補助はありません。(招待・講演者を除く)
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アクセス
受付・会場は基礎生物学研究所(明大寺地区)
≫ 各方面からのアクセス
≫ 最寄駅(名古屋鉄道 東岡崎駅)からのアクセス
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