成果発表(2018年)
【光学顕微鏡支援:東山哲也(名古屋大学)】[2018.01.11]
多喜正泰 特任准教授(名古屋大学)の論文がChemical Communicationsに掲載されました
Ogasawara H., Grzybowski M., Hosokawa R., Sato Y., Taki M., Yamaguchi S. A far-red fluorescent probe based on a phospha-fluorescein scaffold for cytosolic calcium imaging. Chem Commun 54, 299-302 (2018)DOI:10.1039/c7cc07344e
<概要>本研究では、深赤色蛍光を示すカルシウムイオンプローブCaPF-1を開発し、HeLa細胞におけるカルシウム濃度変化のライブセルイメージングに成功しました。ABiS・光学顕微鏡支援(支援担当:佐藤良勝)では、Leica SP8 共焦点顕微鏡を用いて、HeLa細胞をヒスタミン刺激することによって誘引されるカルシウムオシレーションを約10分間に渡りを追跡するため、レゾナントスキャンモード (12 kHz) を用いて蛍光分子の褪色を抑制しつつ撮影する支援をおこないました。
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