成果発表(2026年)
【電子顕微鏡支援:豊岡公徳(理化学研究所)】[2025.12.10]
松永幸大 教授(東京大学)の論文が Journal of Plant Research に掲載されました
<概要>本研究では重イオンビーム照射により作製した藻類変異体の細胞形態を調べることにより、バイオマス増産に適した藻類株を作出しました。
ABiS・電子顕微鏡支援(支援担当:豊岡公徳)では、電子顕微鏡を使用し、細胞内形態を高解像度で解析する支援を行いました。
【電子顕微鏡支援:豊岡公徳(理化学研究所)】[2026.02.12]
熊倉直祐 上級研究員(理化学研究所)の論文が Science に掲載されました
カビが植物の硬い壁を突き破る力の正体を解明
-糸状菌の新規ポリマーが生物界屈指の膨圧を制御-
<概要>本研究では、植物病原糸状菌の感染の専門細胞のアプレッソリアに着目しました。アプレッソリアは、高い膨圧を形成することで、硬い植物表面の突破を可能にします。本研究では、アプレッソリアの膨圧形成に必須な2つの酵素を発見し、これらが新規ポリマーを生合成することで、膨圧形成に寄与することを明らかにしました。
ABiS・電子顕微鏡支援(支援担当:豊岡公徳)では、透過型電子顕微鏡(TEM)を用いて、本酵素がアプレッソリア細胞壁構造に及ぼす影響の評価を支援しました。
【電子顕微鏡支援:片岡洋祐(神戸大学)】[2025.12.24]
榎原智美 教授(明治国際医療大学)の論文が Nature Communications に掲載されました
ネズミのヒゲには制振装置が備わっていた
― 触覚情報を高精度に選別するメカニズムを解明 ―
<概要>本研究では、これまで解析が困難とされてきた単一細胞レベルの電気生理学的手法と3D電子顕微鏡解析法を組み合わせることで、種類の異なる触感覚受容器における機能と形態の同時観察を可能にしました。
その結果、ヒゲに分布する数百個の感覚受容器のうち約50個の棍棒状終末が、ヒゲを大きく動かして空振りしている際には全く反応せず、障害物に接触した場合にのみ選択的に反応することが明らかになりました。この棍棒状終末は、コラゲンに富む浮き輪状の塊の際に並んで埋もれており、この塊は振り子のように動く制振装置として機能している可能性が示されました。
ABiS・電子顕微鏡支援(支援担当:片岡洋祐)では、 array tomography 法による三次元構造解析を支援しました。
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