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研究内容 |
核内にみられる高次機能複合体の微細構造を解明するために、原子間力顕微鏡によるナノスケールイメージングと、蛍光顕微鏡による3次元局在イメージングとを同時に行うシステムを確立する。既知の核内構造タンパク質に加え、一連の抗核タンパク質モノクローナル抗体のスクリーニングにより得られた新規タンパク質の3次元的立体配座地図を網羅的に作成し、細胞周期における動態を解明する。核内においてダイナミックに変化する高次構造体の多くは、細胞の固定・染色等に対して不安定であると考えられるが、これらの構造体をできるだけ固定・染色なしにナノスケールでハンドリングする手法を開発する。
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竹安 邦夫(研究代表者)
<京都大学・大学院生命科学研究科・分子情報解析学分野 教授>
吉村 成弘(研究分担者)
<京都大学・大学院生命科学研究科・分子情報解析学分野 助教授>
堀米 恒好(研究分担者)
<新潟大学・理学部・化学科 教授> |