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PROFILE プロフィール

村田隆准教授

村田 隆 准教授

1963年神奈川県生まれ。1982年東京都立大学理学部生物学科入学。顕微鏡で見た植物細胞の美しさに惹かれる。卒業研究(1985年)より和田正三助教授(元・基生研特任教授)の下でシダ植物原糸体の細胞伸長、細胞分裂の方向制御機構を研究。当時導入されたばかりの間接蛍光抗体法に実験形態学的手法を組み合わせ、シダ原糸体の前期前微小管束(分裂準備帯:PPB)は細胞核の近くに誘導されることを証明した。1991年東京都立大学大学院理学研究科にて理学博士。学振特別研究員を経て1992年東京大学教養学部助手。リチャードミズワラビ配偶体の細胞伸長、細胞分裂を制御する実験系を確立。また、動物、酵母の細胞生物学のエキスパートに囲まれた環境で細胞生物学の考え方や技術を学ぶ。1999年東京大学大学院総合文化研究科講師。タバコ培養細胞を用いて微小管形成中心の研究を開始する。2001年基生研・種分化機構第二研究部門(現・生物進化研究部門)助教授、現在に至る。

【受賞歴】

日本植物学会奨励賞(1997年度)

【現在の研究テーマ】

植物細胞における微小管の構築機構

【所属学会】

日本植物学会、日本植物生理学会、日本植物形態学会、日本細胞生物学会、American Society of Plant Biologists