担当教員

  1. 倉田智子
    倉田智子

    基礎生物学研究所 広報室 特任助教 / 総合研究大学院大学 基礎生物学専攻 助教

    教員紹介
    生物学の研究の世界から転身して、現在は基礎生物学研究所広報担当として科学広報を専門としています。
    受講生の皆さんへ
    情報を発信することに、過度に臆病にならず、また、油断せず、科学を広く発信できる研究者を目指してみませんか。
  2. 眞山聡
    眞山聡

    総合研究大学院大学  講師(総研大企画室)

    教員紹介
    国立天文台ハワイ観測所に在籍していた頃から、赤外線観測天文学を行いながら、市民へのアウトリーチ活動を行っていました。総研大葉山へ移ってからは、さらに学術広報・科学コミュニケーションの事業推進やレクチャーを開始しました。
    受講生の皆さんへ
    本レクチャーの魅力は数日間合宿形式で行うことです。是非参加をお待ちしています。
  3. 山岡均
    山岡均

    国立天文台 天文情報センター 広報室長/総合研究大学院大学 天文科学専攻 准教授

    教員紹介
    超新星爆発の理論・観測両面からの研究、新天体の通報と情報流通を手掛けてきている。天文教育・普及・広報の新しい手法の開発に常に取り組んでいる。
    受講生の皆さんへ
    天文分野は市民の関心が高く、注目を集める分野です。その一方で、実生活との関わりが乏しくて社会への成果還元が困難である(と思われがちな)分野でもあります。このような乖離は、どの分野であれ先端科学に共通の課題です。あなたの分野、どう思われているでしょうね?
  4. 森田洋平
    森田洋平

    沖縄科学技術大学院大学 准副学長(広報担当)

    教員紹介
    高エネルギー加速器研究機構(KEK)の元広報室長として加速器を用いた巨大科学の意義や成果をいかにわかりやすく社会に伝えていくかなどの経験を通じ、国際的でかつ分野を越えた学際的な基礎科学と社会との連携を進める観点から科学コミュニケーションについて研究しています。
    受講生の皆さんへ
    現在の基礎科学研究では、世界各国の研究者と協調しつつ最先端の研究成果を競い合い、さらにその研究成果や研究の目的や意義について、社会のいろいろな層の人々との双方向のコミュニケーションを円滑に進めていくことが不可欠になっています。円滑なコミュニケーションの前提となるお互いの問題意識や基礎知識の共有と相互理解、社会的立場の差異についての理解を深め、社会の一員としての研究者のあり方について一緒に考えていきましょう。
  5. 今羽右左 デイヴィッド 甫 David Hajime Kornhauser
    今羽右左 デイヴィッド 甫 David Hajime Kornhauser

    京都大学 国際広報室室長
    The director of Kyoto University's office of Global Communications

    教員紹介
    1967年、米ハワイ州生まれ、父は米国人(大学研究者)、母は日本人。母国語は英語。日本語、ドイツ語を得意とする。リード大学(物理学専攻)卒業。国際大学(国際関係学)で修士取得後、政策アナリスト、米国務省外交官、日本テレビワシントン支局プロデューサー、京都大学 物質ー細胞統合システム拠点国際広報・企画担当、京都大学 学術研究支援室シニアURAなどを経て、2015年より京都大学 国際広報室室長。

    David Kornhauser facilitates interaction with global media for the Kyoto University community. Previously pr head for KyotoU's iCeMS and then KURA, David has extensive international communications experience, having served with the United States foreign service in China, Austria, and Japan; Japanese television and government in Washington DC; and corporate and public sector communications in Japan. He majored in physics, and then continued in international relations in graduate school. He is a native of Honolulu HI, and is fluent in English, Japanese, and German.
    受講生の皆さんへ
    Working with journalists to promote your research can be rewarding, enlightening, and also occasionally frustrating. How can we make the best of these opportunities, while not feeling as if we've somehow 'sold out'? Join me to discuss how to make the most of media interactions, for yourself, your institution, and for society.
  6. 高橋真理子
    高橋真理子

    朝日新聞社 科学コーディネーター

    教員紹介
    理学部物理学科を卒業し、朝日新聞へ。科学部記者、『科学朝日』編集部員、論説委員、科学エディター(部長) などを務めてきました。現在の主な仕事場は、朝日新聞のウェブメデイア「WEBRONZA」です。最近、村山斉さんと共著で「村山さん、 宇宙はどこまでわかったんですか?」(朝日新書)を出しました。
    受講生の皆さんへ
    どんなニュースに関心を持っていますか? 新聞(できれば朝日新聞)をじっくり読んでみてください。その感想を聞かせていただくことから、講義を始めます。
  7. 泉大知
    泉大知

    ワック株式会社 科学番組ガリレオXディレクター

    教員紹介
    大学では国際法や国際政治を学びつつ、映像や写真にものめりこみ、卒業後番組制作の現場に入りました。ですが映像業界一辺倒ではなく、途中で法人や美大で映像を教える仕事に就いたり、メディアアート系の学校で実験映像や現代美術をやったり・・・と、自分でも脈絡がないと思う経歴を経ていま、日本版のディスカバリーチャンネルを目指す「ガリレオX」という科学番組のディレクターをしています。
    受講生の皆さんへ
    「科学番組がどのようにして出来上がるのか?」実は我々が訪れた取材先の大学や研究機関で、よく聞かれる質問です。特にガリレオXは研究者からみてもマニアックなテーマを掘り下げもするので、10人くらいの製作スタッフが研究をリサーチしたり、会議を重ねてシナリオを作ったりしているイメージを持たれます。ですが答えは・・・?
    また、テレビには演出というものがあり、視聴者にわかるように映像を撮り、繋ぐテクニックとして不可欠です。ではガリレオXの演出とはどのようなものなのか?番組づくりの裏側を紹介し、これからの科学番組の在り方まで、皆さんと一緒に考えたいと思います。
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プログラム内容に関して

総合研究大学院大学
助教 倉田 智子
E-mail: tkurata@nibb.ac.jp
講師 眞山 聡
E-mail: mayama_satoshi@soken.ac.jp