過去の特定領域研究、新学術領域研究のポンチ絵やニュースレターの挿絵として描いたイラストを掲載しています。イラストからオリジナルの原稿を想像してみるのも楽しいかもしれません。

#09 無駄なもの?

これは新学術領域研究のニュースレターに寄稿してくれた太田先生のコラム の挿絵として描いたものですが、実際には太田先生の描いたスケッチをイラストにしたものです。効率化が求められる現代社会にあって、無駄なものの意味を考えていて興味深いです (17.4.11)。

#08 ピラミッド

これも新学術領域研究の申請書のために描いたポンチ絵です。平面的な三角形は良く見かけると思いますが、奥行きを加えて立体的にしました。影になる部分をきちんと描画するのが少々面倒でした。 (17.4.3)。

#07 階層

同じ新学術領域研究の申請書のために描いたポンチ絵です。領域内の階層的なつながりを表現しました。ヌクレオソームなどのそれぞれのモチーフは、他の図で描いたものを再利用しました。3Dとドロップシャドウ以外、特に凝った手法は使っていないようです (17.3.27)。

#06 非コードDNA

東大の小林武彦先生が代表を務められた新学術領域研究(ゲノムを支える非コードDNA領域の機能)の申請書のために描いたポンチ絵です。概念的なものをイメージするのはなかなか難しく、白黒という制約があったので少し苦労しました。ツールとしては、3D、ぼかし、グラデーションメッシュを使っていたと思います (17.3.22)。

#05 ガラパゴス

東大の太田邦史先生が書かれたエッセイの挿絵です。太田先生はDNA組換えで素晴らしい研究をされていますが、その一方素晴らしい文才をお持ちです。なぜ研究者がガラパゴスに通じるのか、是非エッセイを読んでみて下さい。ちなみのこのイラストではペンギンの輪郭を書くにのに苦労しました (17.3.13)。

#04 プロの研究者?

京大の中世古先生が書かれたエッセイの挿絵です。特にエッセイの内容を指定したわけではないのですが、なぜか前回の岩崎先生と同じような「研究者とは?」という内容になっているのは面白いです。ちなみにイラストの手抜き具合(3Dツール)が重複しているのは偶然ではありません (17.3.6)。

#03 研究者人生

横市大の岩崎先生(現東工大)が書かれたエッセイの挿絵です。ちょうど3Dツールが使えるようになって、その上に文字を貼り付けるのを試してみたのがこの図です。容易に3Dのイラストが描けるのに驚きましたが、あまり凝ったイラストは難しいように感じられました。エッセイの方は岩崎節を存分に味わえると思います (17.2.17)。


#02 メアンダリング

遺伝研の荒木先生が書かれたエッセイの挿絵として描きました。そもそもメアンダリング(蛇行)という言葉はこのエッセイを読むまで知りませんでした。イラスト自体は筆ツールを使ってみただけでひねりはありませんが、エッセイの中身はとても深い気がします (17.2.20)。


#01 染色体サイクル

このイラストは特定領域研究染色体サイクルの制御ネットワーク (H17~H21)の発足に向けて描いたイラストです。確か染色体の質感を出すのに工夫をしたのを覚えています (17.2.15)。