トレーニング情報
2025年度(令和7年度) ABiS電子顕微鏡トレーニング:
「高圧凍結法・Waffle Method」、「電子顕微鏡三次元再構成法・SEM Array Stacking / TEM Tomography」
開催日時・開催場所
開催日程:
2026年1月30日(金):第30回 高圧凍結法・Waffle Method (2025年12月から延期開催)
2026年1月28日(水)・29日(木):第31回SEM Array Stacking / TEM Tomography
開催場所:兵庫県立大学 播磨理学キャンパス 研究2期棟
〒678-1205 兵庫県赤穂郡上郡町光都3-1-2
※JR山陽線/山陽新幹線・相生駅南口よりウイング神姫「SPring-8」行きのバスに乗車
「県立大理学部前」バス停(相生駅より約22分)にて下車 徒歩3分
開催概要
トレーニング概要
第30回「高圧凍結法・Waffle Method」
組織・細胞など生体試料の非晶質凍結法として「高圧凍結法/Waffle Method」が用いられるようになりました(Webページをご確認ください:https://www.leica-microsystems.com/science-lab/life-science/the-waffle-method-high-pressure-freeze-complex-samples/)。試料を200メッシュの金厚膜カーボングリッドに配置して、このグリッドを非常に良く研磨された2枚の試料キャリアで挟んだ状態で高圧凍結します(下図参照)。高圧凍結では、通常、平板試料キャリアの形状により厚さ200µm程度のディスク状に試料が凍結されます。Waffle Methodでは、EMグリッドがスペーサーとなることから、試料の厚さを約20~30µmに薄くすることができます。その結果、凍結試料ラメラを作製する際、Cryo-FIB Millingする体積を大幅に小さくできる利点があります。試料キャリアは、高圧凍結用の平板試料キャリア・タイプB(Cu/Au 6 mm、Type B 0.3 mmキャビティ)、またはメンブレンキャリアを用いることができます。

第31回「電子顕微鏡三次元再構成法・SEM Array Stacking / TEM Tomography」
SEM Array Stackingのための連続リボン状超薄切片作製から、SEMを用いた連続切片の画像取得、および三次元構造の再構成法までのトレーニングを行います。今回は、参加者の持込試料(樹脂包埋した試料、連続超薄切片、連続断層画像データなど)について、事前相談の上、トレーニング用の試料としてプレリミナリーな観察または解析が、可能な場合があります。試料の持ち込みを希望する場合は、申し込みの際に備考欄に記載して下さい。また、SEM Array Stackingの他に、超薄切片の電子顕微鏡像からの三次元再構成法にはTEM Tomographyがあります。それぞれSEMとTEMを使用した三次元再構成法の違いや特徴などについても、実際に確認し、議論したいと考えています。

受講対象
高圧凍結法/Waffle Method、クライオSEM観察に興味のある方
ウルトラミクロトームを用いた超薄切片作製法をマスターしている方
ARTOS 3D/UC Enuityを用いた連続リボン状超薄切片の作製を学びたい方
SEM Array Stacking、TEM Tomographyによる三次元再構成法に興味のある方
研究・開発・評価などの仕事で電子顕微鏡法に従事される方
主な使用装置
第30回 高圧凍結法・Waffle Method
・高圧凍結装置EM HPM100 (ライカマイクロシステムズ) : 現行モデルEM ICE
第31回SEM Array Stacking / TEM Tomography
・ARTOS 3D (ライカマイクロシステムズ)
・UC Enuity (ライカマイクロシステムズ)
・EM RAPID (ライカマイクロシステムズ)
・走査電子顕微鏡JSM-IT800 (日本電子)
SEM観察・三次元再構成に使用するソフトウエア
・SEM Supporter (システムインフロンティア):SEM観察・連続断層画像取得
・Stack ’n’ Viz (システムインフロンティア):連続断層画像の三次元再構成・可視化
・Colorist (システムインフロンティア):セグメンテーションおよびカラーリングによる解析
トレーニングスケジュール
| 1月28日(水) | ||
| 9:50~ | 受付(相生駅南口9:10発のバスをご利用ください) | |
| 10:00~11:00 | 講義1 : ARTOS 3D/UC Enuityを用いた連続切片作製法 (伊藤喜子) | |
| 11:00~13:00 | 実習1 : ウルトラミクロトームによる超薄切片作製 | |
| < | 13:00~14:00 | 昼休み > |
| 14:00~16:00 | 実習2 : ARTOS 3D/UC Enuityを用いたリボン状連続超薄切片作製 | |
| 16:00~16:30 |
まとめ・総合討論 |
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| 1月29日(木) | ||
| 9:50~ | 受付(相生駅南口9:10発のバスをご利用ください) | |
| 10:00~11:00 | 講義2 : TEM Tomography & SEM Array Stacking (古河弘光) | |
| 11:00~13:00 | 実習3 : JSM-IT800を用いた連続断層画像撮影 | |
| < | 13:00~14:00 | 昼休み > |
| 14:00~16:00 | 実習4 : 連続断層画像からの三次元再構成 | |
| 16:00~16:30 | まとめ・総合討論 |
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| 1月30日(金) | ||
| 9:50~ | 受付(相生駅南口9:10発のバスをご利用ください) | |
| 10:00~11:00 | 講義 : 高圧凍結法・Waffle Method (伊藤喜子) | |
| 11:00~16:00 | 実習 : 高圧凍結法・Waffle Method | |
| < 実習中に適宜昼休み > | ||
| 16:00~16:30 | 質疑応答・まとめ |
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※トレーニングは2コース / 3日間となっていますが、どちらか1つのコースのみの参加や1日間だけの参加でも問題ありません。
その場合、備考欄に参加トレーニングコース、参加日時等を明記して下さい
講師
伊藤喜子(ライカマイクロシステムズ株式会社)
古河弘光・清水美代子・中小原順一(株式会社システムインフロンティア)
西野有里・宮澤淳夫(兵庫県立大学大学院理学研究科)
主催
学術変革領域研究(学術研究支援基盤形成)先端バイオイメージング支援プラットフォーム
公益社団法人日本顕微鏡学会 生体解析分科会
株式会社システムインフロンティア
ライカマイクロシステムズ(株)
兵庫県立大学大学院理学研究科
定員
10名(科研費採択者またはその関係者5名程度を含む)
参加費
日本顕微鏡学会・会員:11,000円(税込)
日本顕微鏡学会・非会員:22,000円(税込)
※トレーニング会場受付にて、現金でお支払いください。日本顕微鏡学会の領収書をお渡しいたします。
※第30回と第31回のどちらか一方、または両方のトレーニングに参加されても参加費は同額です。
※科研費採択者の関係者(学生)は無料となる場合がありますので、お申し込みの際にご連絡ください。
申込締切日
2026年 1月20日(火)
申込方法
下記、Webサイトより必要事項をご記入の上、お申し込みください。
https://xlab.leica-microsystems.com/library/OTcyNDQ%253D
※申込時に役職の明記をお願いします。学生の場合は役職欄に学年の記載をお願いします。
※科研費採択者および関係者は、申し込みの際に備考欄に下記について記入をお願いします。
●科研費採択情報(種目、課題名、研究期間、研究代表者)
●ご自身が科研費に採択されていないポスドク・大学院生等は、指導教員の科研費採択情報
※持込試料の希望について、電子顕微鏡トレーニング用の試料として調製し、プレリミナリーな観察で良ければ対応可能な場合があります。試料の持込を希望する場合は、電子顕微鏡トレーニングに参加申し込みをする際に、備考欄に持込試料について記載して下さい。
その他
※申し込み後、トレーニングに関する電話連絡をすることがあります。
※定員になり次第、申し込みは締め切りとなりますのでご了承ください。
※トレーニングの様子を撮影することがあります。予めご了承ください。
以上

