本トレーニング(オンライン)では、SEMアレイトモグラフィーのための連続リボン状超薄切片の作製装置システムを紹介いたします。SEMアレイトモグラフィーにより高解像度で生体構造の定量的な解析を行うためには、正しい順序で整列した超薄切片を安定して作製することが不可欠です。こうした切削作業は、長時間の集中力と忍耐力、手技の習熟が必要とされ、作業者にとっては大きな負担となってきました。新方式のウルトラミクロトームARTOS 3Dは、三次元画像再構成に必要な何百枚もの超薄切片を、自動的に連続したリボン状に作製し、観察基盤へ直接回収するシステムです。切削プロセスの自動化により、従来必要とされた高難度の手作業を削減し、試料作製にかかる時間を大幅に短縮できます。
トレーニング情報
第15回(2020年度 第2回)ABiS電子顕微鏡トレーニング
SEMアレイトモグラフィーに向けた新型ウルトラミクロトームARTOS 3D
開催日程:2020年(令和2年)9月17日(木)・18日(金)
オンライン開催
開催目的
トレーニングスケジュール
9月17日(木)、18日(金):両日とも同じ内容です。
13:30 | オンライントレーニング開始 | |
13:30-14:15 | ARTOS 3Dと関連する周辺機器の紹介 | |
14:15-14:30 | アンケート・チャットによる質問受付 | |
14:30-14:45 | 質疑応答 | |
14:45- | オンラインで自由討論(希望者のみ) |
受講対象
・オンラインで自由討論(希望者のみ)
・走査型電子顕微鏡でのアレイトモグラフィーに興味のある方
・生物系、または材料系の仕事で電子顕微鏡法(超薄切作業)に関係する方
定員
各回50名
参加費
無料
主催
新学術領域研究「学術研究支援基盤形成」先端バイオイメージング支援プラットフォーム
ライカマイクロシステムズ(株)
公益社団法人日本顕微鏡学会生体解析分科会
NPO法人 綜合画像研究支援(IIRS)
トレーニング講師
伊藤喜子(ライカマイクロシステムズ(株))
アドバイザー
宮澤淳夫(兵庫県立大学大学院生命理学研究科)
申込締切
2020年(令和2年)9月14日(月)
参加申込に際してのお願い
(1)グループ視聴を希望される場合でも、参加者リスト等を各主催者へお知らせする関係上、参加されるみなさまの個人メールアドレスにて、個別に申し込みください。
(2)備考欄に役職の明記をお願いします。学生の場合は、役職欄に学年の記載をお願いします。
(3)科研費採択者、またはその関係者の場合、備考欄に科研費採択情報(種目、研究代表者)の記載をお願いします。
以 上
お問い合わせ・ご相談はこちらまで
どの支援を受けたらよいかわからない。ABiSの支援対象になるかどうか申請前に確認したい。などはもちろんのこと、具体的な技術に関する質問など、バイオイメージングに関することならどんなことでもご相談ください。
バイオイメージング相談窓口ABiSに寄せられるよくある質問をQ&A形式でまとめました。申請される方はまずこちらをご参考ください。
よくあるご質問