トレーニング情報

第14回(2020年度 第1回)ABiS電子顕微鏡トレーニング
スクリーニング・相関のための次世代型クライオ蛍光顕微鏡システム

開催日程:2020年(令和2年)8月25日(火)・26日(水)

オンライン開催



      

開催概要

開催目的

 一般的な透過型電子顕微鏡法(TEM)、ならびに走査型電子顕微鏡法(SEM)での試料観察をはじめ、幅広い研究分野で使用されている各種電子顕微鏡法での試料前処理装置システムを紹介するために、オンライン形式で電子顕微鏡トレーニングを開催します。電子顕微鏡での観察に向けた試料の精密加工技術は、繊細な作業の連続のため装置の使用マニュアルやテキスト、専門書、ましては原著論文や総説を読んだだけでは、なかなか掴み切れないことが多いと思います。しかし、今年は新型コロナウィルス感染症の影響で、通常の電子顕微鏡トレーニングの開催が困難となってしまいました。そこで今回、これまで電子顕微鏡トレーニングを主催してきた各種団体と協力し、オンラインで電子顕微鏡トレーニングの開催を行うことになりました。実際に、対面で手取り足取り、きめ細やかなトレーニングには至らないかもしれませんが、少しでもお役に立つ情報を配信出来れば幸いと考えています。
【最新の次世代型クライオ蛍光顕微鏡システム(THUNDER EM Cryo-CLEM)】
 クライオTEM技術を使った単粒子解析法で、タンパク質の構造解析が次々と解かれ理解が深まる中、さらなる生命現象の解明に向かってin-situでのタンパク質の構造解析に期待が高まっています。これには、クライオFIB-SEMとクライオ電子線トモグラフィーが有用とされており、これらのスクリーニングに最適化されたシステムが、今回、紹介する最新の次世代型クライオ蛍光顕微鏡システム(THUNDER EM Cryo-CLEM)です。試料調製時の低温環境下でも、再現性良く、よりクリアでハイスループットの画像取得が可能となり、凍結試料のスクリーニングに絶大な効果を発揮します。


      

トレーニングスケジュール

8月25日(火)、26日(水):両日とも同じ内容です。

  13:00 オンライントレーニング開始
  13:30-14:30 次世代型クライオ蛍光顕微鏡システムの紹介
  14:30-15:00 実際の試料の取り扱い作業の一部を動画で紹介
  15:00-15:30 質疑応答

 

 

受講対象

・クライオTEMを使用している方、興味のある方

・蛍光顕微鏡を使っていて、クライオTEMに興味のある方

定員

各回30名

参加費

無料

主催

新学術領域研究「学術研究支援基盤形成」先端バイオイメージング支援プラットフォーム

ライカマイクロシステムズ(株)

公益社団法人日本顕微鏡学会生体解析分科会

NPO法人 綜合画像研究支援(IIRS)

トレーニング講師

伊藤喜子(ライカマイクロシステムズ(株))

アドバイザー

宮澤淳夫(兵庫県立大学大学院生命理学研究科)

申込締切

2020年(令和2年)8月24日(月)

トレーニングの詳細、参加申し込みは、下記のWebサイトをご覧ください。

https://xlab.leica-microsystems.com/workshop/em_online_aug2020-8-2

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