成果情報

【光学顕微鏡支援担当:岡田康志(理化学研究所)】[2020.03.10]
竹内俊文 教授(神戸大学)の論文がJournal of the American Chemical Society に掲載されました


涙液中の細胞外小胞を用いたがんの検知法を初めて確立

Takeuchi T., Mori K., Sunayama H., Takano E., Kitayama Y., Shimizu T., Hirose Y., Inubushi S., Sasaki R., Tanino H. Antibody-Conjugated Signaling Nanocavities Fabricated by Dynamic Molding for Detecting Cancers Using Small Extracellular Vesicle Markers from Tears. J Am Chem Soc 142, 6617-6624 (2020) DOI:10.1021/jacs.9b13874

<概要>がん細胞から放出される細胞外小胞は、がんの悪性化や転移に深く関わっています。本研究では、抗体と人工高分子材料を分子インプリンティング技術により巧みに融合し、煩雑な前処理なしに、細胞外小胞を迅速、簡単、超高感度に検出する方法を開発し、涙液中の細胞外小胞を用いたがんの検知法を初めて確立しました。ABiS・光学顕微鏡支援(支援担当:岡田康志)では、シングル細胞外小胞解析に関する支援を行いました。

なお、本技術をもとにしたビジネスプランが、第2回メドテックグランプリKOBE2019(2019.12.15) にて最優秀賞を受賞しました。

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