成果情報

【電子顕微鏡支援:村田和義(生理学研究所)】[2020.01.15]
井町寛之 主任研究員(国立研究開発法人海洋研究開発機構)の論文が Nature に掲載されました


真核生物誕生の鍵を握る微生物「アーキア」の培養に成功 -生物学における大きな謎「真核生物の起源」の理解が大きく前進-

Imachi H., Nobu M.K., Nakahara N., Morono Y., Ogawara M., Takaki Y., Takano Y., Uematsu K., Ikuta T., Ito M., Matsui Y., Miyazaki M., Murata K., Saito Y., Sakai S., Song C., Tasumi E., Yamanaka Y., Yamaguchi T., Kamagata Y., Tamaki H., Takai K. Isolation of an archaeon at the prokaryote-eukaryote interface. Nature 577, 519-525 (2020) DOI:10.1038/s41586-019-1916-6

<概要>本研究では、深海堆積物から真核生物誕生の鍵を握るとされているアスガルドアーキアを世界で初めて培養に成功し、その細胞・生理・遺伝学的な特徴の一端を明らかにしました。さらに、本アーキアの特徴およびこれまでの真核生物誕生に関連する研究結果に基づいて、真核生物の誕生に関する新仮説「E3モデル」を提案しました。ABiS・電子顕微鏡支援(支援担当:村田和義)では、位相差クライオ透過電子顕微鏡を使用し、アーキア細胞の内部構造観察の支援を行いました。

プレスリリース プレスリリース(海洋研究開発機構のサイト)

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