定藤 規弘

定藤 規弘SADATO NORIHIRO

生理学研究所 脳機能計測・支援センター・教授

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定藤 規弘 SADATO NORIHIRO

磁気共鳴画像(MRI)装置を用いたヒトを対象とする脳画像研究の計測環境提供を含む実験計画・計測実施・データ解析の支援を行います。脳機能MRI(fMRI)では、申請者の成果および知見を活かし、認知神経科学だけでなく、心理学や工学など多分野との連携も重視します。収集済みfMRIデータに対するデノイジングや各種補正など先端的な前処理・解析技術支援のほか、申請者が所属機関等で実施する為の技術移転も行います。計測支援として、7テスラ超高磁場MRIを用いた、サブミリメータースケールの高分解能構造画像および機能画像による皮質レイヤーイメージング、興奮・抑制性神経伝達物質のMRS研究、高磁場MRI技術開発などを支援します。また、2人の脳活動を同時記録可能なdual fMRIを用いたコミュニケーション時の社会性脳科学、認知科学研究の実験計画、計測および解析の支援を行います。

 

7テスラ磁気共鳴装置(7T MRI)による脳計測

大脳皮質の高分解能画像計測による皮質微細構造描出とレイヤーfMRIの例。7テスラ磁気共鳴装置利用による各種脳画像・スペクトル計測が可能です。1H以外の核種の計測もご相談下さい。

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2個体同時計測用3テスラ磁気共鳴装置(Dual fMRI)

コミュニケーションなど社会活動中の2者の脳活動を同時に計測可能です。カメラやマイク、プロジェクターで擬似的な対面環境をMRI装置内で再現します。1および2個体のfMRI計測に利用可能です。

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fMRI計測の例

実験計画・計測実施・データ解析を含む一連のMRI計測を支援します。

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fMRI解析支援

専用の高速並列計算機により計算負荷の高い各種画像処理、解析に対応します。

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体動由来ノイズを含むfMRIデータに対するデノイジングの例

体動やスパイクノイズなどfMRIの画質低下の原因となるアーチファクト、ノイズに対する積極的除去技術の適応例。既存データに対する各種処理の適用もご相談下さい。

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