菅谷 佑樹

菅谷 佑樹SUGAYA YUKI

東京大学 大学院医学系研究科・講師

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菅谷 佑樹 SUGAYA YUKI

小型のヘッドマウント顕微鏡(重さ2g)による自由行動下のマウスのカルシウムイメージングの支援を行います。顕微鏡をマウスの頭に固定し、カルシウム指示タンパクを併用することで、自由行動下のマウスにおいて個々の細胞のカルシウムシグナルの計測が可能です。本技術支援では、屈折率分布型レンズ(GRINレンズ)と組み合わせることで、自由行動下における脳深部の細胞の活動や層ごとの細胞の活動の計測、LFPの測定等も可能です。使用するマウスではウイルスベクターや遺伝子改変によりGCaMPなどの緑色カルシウムインジケーターをあらかじめ発現させておく必要があります。また、レンズの設置等の手術に関する技術移転も行います。

 

ヘッドマウント顕微鏡

支援で使用するヘッドマウント顕微鏡の大きさの比較のために10円玉と並べた写真です。

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マウスに顕微鏡を固定した様子

マウスにヘッドマウント顕微鏡を固定した状態の写真です。把持しやすいようにメタルフレームを取り付けていますが、メタルフレームなしでも撮像できます。

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ヘッドマウント顕微鏡による歯状回顆粒細胞のカルシウムイメージング

ヘッドマウント顕微鏡を用いて自由行動下のマウス歯状回顆粒細胞のカルシウムイメージングの実際の見え方です。中心部分のオレンジで囲んだ細胞の蛍光強度の時間変化を下に示します。

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