松田 道行

松田 道行MATSUDA MICHIYUKI

京都大学 大学院生命科学研究科・教授

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松田 道行 MATSUDA MICHIYUKI

培養細胞~小動物の蛍光ライブイメージングを支援します。特に蛍光タンパク質を発現したマウス、オルガノイドなどの三次元培養細胞の長時間イメージングを得意とします。小動物飼育室、吸引型臓器固定器、焦点追尾ソフト、麻酔器、心電計が付属しており、数時間にわたるマウスの観察ができます。培養器型多光子顕微鏡では、3次元培養細胞・組織を数日間にわたり安定して観察できます。蛍光寿命顕微鏡は蛍光共鳴エネルギー移動を定量的に測定し、タンパク質間相互作用を画像化します。マウスの手術等に習熟した専任の技術員が観察を手伝いますので、初めての方でも安心して利用できます。

 

腎尿細管におけるATP量のライブイメージング (Olympus MP)

ATPバイオセンサー発現マウスの腎尿細管を多光子顕微鏡で観察し、虚血によるATP量の変化をイメージングしました(京都大学腎臓内科 山本恵則先生提供)。京大内でアクセス可能なマウスデータベースも作成しています。

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マウス胎生14.5日の腎臓 (Olympus LCV-MP)

腎尿細管の発生過程のイメージング(京都大学白眉研究センター 平島剛志准教授提供)。培養器型多光子顕微鏡ではオルガノイドや臓器培養を長期に安定して行うことができます。

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マウス胎児の透明化組織 (Zeiss Z1)

マウス11.5日胚を透明化し、Zeiss Z1で観察した像(京都府府立医大 竹下直樹先生提供)。3台のライトシート顕微鏡で様々なサイズの透明化組織に対応しています。いろいろな試薬も試していますので、お気軽にご相談ください。

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マウス透明化胚のタイリング画像(Leica SP8 Falcon)

マウス胚を免疫染色後、アクリルアミドゲルに封入し、さらに透明化したサンプル。共焦点顕微鏡Leica SP8のタイリング機能を使って撮影(京都府立医大 佐波理恵助教提供)。白色レーザ搭載により、あらゆる波長に対応します。

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Kakushineを使った蛍光寿命像(Leica SP8 Falcon)

核とミトコンドリアで異なる蛍光寿命を持つKakushine(名古屋大学 佐藤良勝准教授提供)を使った染色像。Leica SP8 Falconにて観察した。蛍光寿命および蛍光相関法を使って分子間相互作用も測定できます。

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