根本 知己

根本 知己NEMOTO TOMOMI

生理学研究所 基盤神経科学研究領域・教授

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根本 知己 NEMOTO TOMOMI

生理学研究所・バイオフォトニクス研究部門は、スピニングディスク式2光子共焦点顕微鏡(2光子CSU顕微鏡)を共用している世界で唯一のサイトです。本顕微鏡は、励起光として近赤外超短光パルスレーザーを用いることで、マルチビームスキャン方式の高速性、低侵襲性という特性はそのままに、生体組織の深部観察を可能としています。その他、世界最深部の生体断層イメージングに成功した生体用2光子顕微鏡、2光子STED顕微鏡、SRRF超解像イメージングシステム及び各種解析ソフトウエアなどが利用可能です。

 

植物細胞の細胞分裂の過程の2光子CSU顕微鏡による観察

当部門の2光子CSU顕微鏡では、複数チャンネル・数十枚の断層画像を1分未満の間隔で取得し、3次元タイムラプス解析可能です。
サンプル提供: 神奈川工科大学 村田 隆 教授

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マウス脳深部のin vivoイメージング

(Kawakami, et al., Sci. Rep. 2103, Kawakami, et al., Biomed. Opt. Express 2015, Inoue, et al., Cell, 2019)
当部門の2光子顕微鏡を用いることで、新皮質全層のみならず、海馬CA1や海馬歯状回のニューロンなど、表面から1500 μm以上深い領域も観察可能です。

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2光子超解像顕微鏡によるマウス脳深部神経細胞微細形態の可視化

当部門で開発された2光子超解像顕微鏡を用いると、脳組織の数百μm深部における神経細胞樹状突起スパイン形態を観察できます。

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