|
研究内容 |
哺乳類細胞核内における内部構造と高次クロマチンおよびドメインの実体やそのダイナミックな構造変換による核内イベントの制御やクロマチンドメインの形成について、新たな技術の確立を含め、これまでに独自に開発・改良を行ってきた視覚的解析技術でひもとき、核の高次構造の構築と生命現象機能発現への関与の統合的理解に貢献する。具体的には、核マトリックスと転写・複製時のクロマチンループのダイナミクスとして、ヒトやニワトリのHSP70領域につきゲノム配列情報・転写状態のイメージング・クロマチン免疫沈降(ChIP)等を利用して、転写ファクトリーの形成、クロマチンループ構造の転写に伴うダイナミクスを明らかにする。また、クロマチン状態でファイバーを作製し、タンパク因子の相互作用を解析する技術を確立する。さらに、独自に開発した複製フォーク可視化法とFISHにより、複製起点oriの活性化の選択性とヘテロクロマチン構造、複製進行への核マトリックスの関与などについても解析する。核のダイナミックな機能、高次クロマチンダイナミクスを通じて生命現象の理解に迫りたい。 |
 |
奥村 克純 (研究代表者)
<三重大学生物資源学部生物圏生命科学科生命機能科学講座分子細胞生物学教育研究分野教授> |