研究概要

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1.メダカ近交系を用いた量的形質の解析

メダカ近交系は様々な系統特異的な形質をもちます。我々は脊椎骨数、顔貌のような形態の多様性を中心に、これらの形質を担う染色体領域をQTLマッピングにより明らかにしてきました。染色体領域が明らかになった形質については、染色体置換系統を作成することでさらに領域を絞り込み、最終的にはどのようなゲノム配列の違いが形質の量的な違いをもたらすのかを明らかにすることを目指し研究を進めています。そのためスピードコンジェニック法により迅速に染色体置換系統を作成する方法の開発や高速な遺伝子タイピングシステムの開発も行っています。


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