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第11回NIBBバイオイメージングフォーラム

「光学と生物学の融合によって切り拓く新しいバイオイメージング」

 

主催:  基礎生物学研究所 光学解析室
共催: 日本光学会 フォトダイナミズム研究グループ
  自然科学研究機構 若手研究者による分野間連携研究プロジェクト「高精度波面計測によるプラズマ揺動計測と分子生物学的揺らぎ研究への展開」
  新学術領域研究・学術研究支援基盤形成 「先端バイオイメージング支援プラットフォーム」
日程: 平成29年2月14日(火)-15日(水)
場所:
 
 
自然科学研究機構 基礎生物学研究所(愛知県岡崎市)
岡崎カンファレンスセンター中会議室(2月14日)
岡崎カンファレンスセンター大会議室(2月15日)

 

開催趣旨

フックによる細胞の発見やレーウェンフックによる微生物の発見、電子顕微鏡による分子の直接観察やX線回折法によるDNAやタンパク質の結晶構造解析など、イメージングは生物学のパラダイムシフトに重要な役割を果たしてきました。近年では、蛍光タンパク質を用いたライブイメージングによって、生きた細胞や組織において特定の分子のダイナミクスを捉えることが可能となり、分子生物学研究に新しい潮流が生み出されました。新しいイメージング法を生物学に取り入れることが新しい生命現象の発見につながり、またイメージング科学においても、新しい生命現象を発見できるような新しいイメージング法を確立することが目標の一つであるといえるでしょう。「新しいイメージングによる新しい生命現象の発見」、この目標を達成するためには数学、物理学、化学、生物学など、イメージングに関わる多様な背景を持つ研究者同士が交流を深め、共同研究を行うことが必要不可欠ではないかと感じています。このような理念のもと、第11回を迎えたNIBBバイオイメージングフォーラムでは、最先端のイメージング科学に携わっておられる研究者に講演をお願いし、分野の垣根を越えて新しいイメージングについて議論を深める場を提供することを目標に開催いたします。ぜひ、みなさんと一緒に、生物学にパラダイムシフトをもたらす新しいイメージング科学の種を植え、芽を育てていきたいと願っております。


世話人

亀井 保博 (基礎生物学研究所)
高見 英樹 (国立天文台)
早野 裕 (国立天文台)
武田 光夫 (宇都宮大学)
山本 裕紹 (宇都宮大学)
服部 雅之 (基礎生物学研究所)
村田 隆 (基礎生物学研究所)
野中 茂紀 (基礎生物学研究所)
玉田 洋介 (基礎生物学研究所)

(事務局;基礎生物学研究所光学解析室:biforum@nibb.ac.jp)



プログラム 

:
2月14日(火) 岡崎カンファレンスセンター 中会議室
   
12:30〜13:00 受付(岡崎カンファレンスセンター 玄関)
 
13:00〜13:05 開会の挨拶   亀井 保博(基生研)
 
  オープニングセッション   座長:亀井 保博(基生研)
  「分野融合研究へ向けて:各分野のベースと期待する方向」

 
13:05〜13:35 野中 茂紀(基生研)
  生物学者が光学顕微鏡に期待するもの
  〜なぜライトシート顕微鏡は成功したか〜
 
13:35〜14:05 山本 裕紹(宇都宮大)
  異分野融合によるブルーオーシャン戦略
  〜世界初の魚用3Dディスプレイの開発を例に〜
 
14:05〜14:35 高見 英樹(国立天文台)
  補償光学の異分野への展開
  〜天文学者が生物への応用から学んだこと〜
 
  〜Break〜 15 min
 
  セッション2   座長:山本 裕紹(宇都宮大)
 
14:50〜15:25 山岡 禎久(佐賀大)
 生体深部観察のための光音響顕微鏡と非線形光学の融合
 
15:25〜16:00 臼杵 深(静岡大)
  ライトフィールド顕微鏡 −超解像技術との組み合わせと応用−
 
16:00〜16:35 藤井 哉(東京大)
  Ca2+シグナル伝達のプローブ開発と多重イメージング
  〜Break〜 15 min
 
  セッション3   座長:村田 隆(基生研)
 
16:50〜17:25 梅田 倫弘(東京農工大)
  生物・生体組織への物理刺激印加および蛍光応答評価装置の開発
 
17:25〜18:00 宮崎 淳(和歌山大)
  高感度・高分解・光熱変換顕微計測法の開発とバイオイメージングへの応用
 
18:00〜18:35 亀井 保博(基生研)
  赤外レーザー局所加熱法と生物学技術との融合による顕微鏡技術の応用
 
18:45〜20:45 懇親会 & ポスターセッション(同会場)
 
   
2月15日(水) 岡崎カンファレンスセンター 大会議室
   
  セッション4   座長:早野 裕(国立天文台)
 
09:00〜09:35 杉田 亮平(東京大)
  放射性同位元素を利用した植物体内イオンのライブイメージング
 
09:35〜10:10 大音 壮太郎(京都大)
  医科領域への補償光学の応用:AO-SLOによる眼底イメージング
 
10:10〜10:45 田辺 綾乃(シチズン)
  レーザー走査型蛍光顕微鏡における透過型液晶デバイスを用いた波面収差補正
 
  〜Break〜 10 min
 
  セッション5   座長:野中 茂紀(基生研)
 
10:55〜11:30 藤田 克昌(大阪大)
  非線形蛍光応答を利用した超解像顕微鏡
 
11:30〜12:05 山内 豊彦(浜松ホトニクス)
  定量位相顕微鏡による生細胞の非染色3Dイメージング
 
12:05〜12:10 閉会の挨拶   武田 光夫(宇都宮大)
 
   


過去の情報

〈過去のバイオイメージングフォーラムのリンク〉

10th 「新時代のバイオイメージングの開拓」 (2016.2.16-17)
9th 「物理特性のイメージング」 (2015.1.26-27)


申し込み

参加申込方法
申込フォームをダウンロードし、必要事項を記入の上、biforum@nibb.ac.jpあて2017年2月1日までにお送りください。   → 申込フォーム
(アドレスの@の前は「ビー・アイ・フォーラム」です。)
※申込みは終了しました

ポスター発表は演題のみの登録で、要旨は必要ありません。過去の学会などで使用したポスターをお持ちいただいても大丈夫です。ポスターセッションはBreak、懇親会の時間に行います。

(講演者の皆様、要旨を本様式にて2017年1月27日までにbiforum@nibb.ac.jpまで送付下さい。)
→ 様式 AbstractFormatSympo2017(Name)  ファイル名のNameをお名前に変更下さい


参加費等

参加費:無料
懇親会費:4000円(予定)申し込みフォームにて参加・不参加を明記下さい。


宿泊

自然科学研究機構宿泊施設(三島ロッジ)の予約を承ります。申込フォームに宿泊希望をご記入ください。満室の際は申し訳ございませんが、近隣のホテルを各自でご予約下さい。


旅費補助

旅費の補助はありません。(招待・講演者を除く)


アクセス

岡崎カンファレンスセンター

≫ 各方面からのアクセス

≫ 最寄駅(名古屋鉄道 東岡崎駅)からのアクセス
 

ページの上へ

National Institute for Basic Biology

 

申し込みフォーム

申込み先:biforum@nibb.ac.jp
申込み締切:2017年2月1日

申込みは終了しました


自然科学研究機構
 
基礎生物学研究所
 
先端バイオイメージング支援プラットフォーム
 


Contact

自然科学研究機構
基礎生物学研究所
生物機能解析センター光学解析室
メール biforum@nibb.ac.jp






−第10回 開催風景−