トレーニング情報
第7回(2018年度 第1回)ABiS電子顕微鏡トレーニング
クライオ試料作製・観察「クライオSEMによる含水試料の観察」
開催日程:2018年(平成30年)7月25日(水)- 27(金)
開催場所:兵庫県立大学 播磨理学キャンパス 研究2期棟
〒678-1205 兵庫県赤穂郡上郡町光都3-1-2
※JR山陽線/山陽新幹線・相生駅南口よりウエスト神姫バス「SPring-8」行きのバスに乗車、
「県立大理学部」(約25分)にて下車、徒歩3分。
※バス時刻表
http://www.spring8.or.jp/ja/about_us/access/bus_schedule
開催目的
本トレーニングは、凍結から始まるクライオSEM法の実践的なトレーニングを行います。クライオSEM法は非晶質凍結した生物組織・培養細胞、流体試料(エマルジョン、インク)などの含水試料を未化学固定、かつ水分等の流体を含んだまま観察することのできる非常に有用な手法です。化学固定や脱水等の汎用的な試料作製法で失われてしまう可溶性物質なども保持したまま観察可能です。
今回は、①凍結、②凍結割断/凍結切削/フリーズエッチング、③クライオ・コーティング、④クライオSEM観察を、SEMのためのクライオトランスファーシステム(VCTシステム)でリンクさせた実習を行います。
なお、参加者の持込試料について、トレーニング最終日(7月27日)にプレリミナリーな観察でよければ対応が可能な場合があります。持込試料を希望する場合は、申し込みの際に備考欄に記載して下さい。
トレーニング内容
高圧凍結、凍結割断、凍結切削、クライオ・コーティング、クライオSEM観察
講師
宮澤 淳夫・西野 有里(兵庫県立大学大学院生命理学研究科)
伊藤 喜子・石原 あゆみ(ライカマイクロシステムズ株式会社/兵庫県立大学客員教員)
受講対象
・電子顕微鏡法の凍結技法に興味をお持ちの方
・主に生物系、または材料系のお仕事で電子顕微鏡をお使いの方
主催
新学術領域研究「学術研究支援基盤形成」先端バイオイメージング支援プラットフォーム
兵庫県立大学大学院 生命理学研究科
ライカマイクロシステムズ(株)
日本顕微鏡学会 生体解析分科会
認定NPO法人綜合画像研究支援(IIRS)
定員
10名 (科研費採択者または関係者5名程度、それ以外5名程度)
参加費
トレーニング(3日間)参加費:15,000円(宿泊費・食事代等は含みません)
※学生等で指導教員から公費援助が得られないなど、経費負担が困難な場合は免除を希望できます。その場合、参加費免除希望の旨を、Webサイト申込時に備考欄にご記載下さい。
また、お申し込みの際は、備考欄に参加日をご明記下さい。
申込締切
2018年(平成30年)7月20日(金)
申込方法
下記、Webサイトより必要事項をご記入の上、お申し込みください。
http://xlab.leica-microsystems.com/workshop/abis_jul2018/
※本トレーニングへの申込時には役職の明記をお願いします。学生の場合は、役職欄に学年の記載をお願いします。
お申し込みの際には備考欄に下記についてご記入をお願いします。
・科研費採択情報(種目、課題名、研究期間、研究代表者)。
・ご自身が科研費に採択されていないポスドク・大学院生等は、指導教員の科研費採択
情報。
その他
※本トレーニングは3日間のコースとなっていますが、ご都合により1日間、または2日間だけの参加でも構いません。その場合、備考欄に参加日の明記をお願いします
※定員になり次第、締め切りとなりますのでご了承ください。
※ワークショップの様子を撮影することがございます。予めご了承ください。