[’17.06.06-08:終了]
第4回 電子顕微鏡トレーニング・クライオ試料作成・観察
「氷包埋法を用いたCryo-TEM法の実際」

第4回 ABiS電子顕微鏡トレーニング (平成29年度第1回)
クライオ試料作製・観察
「氷包埋法を用いたCryo-TEM法の実際 ~試料作製から画像取得まで~」


開催日程:2017年6月6日(火)- 8(木)

開催場所:理化学研究所 放射光科学総合研究センター
RSC-兵庫県立大学リーディングプログラムセンター


開催概要

本トレーニングは、氷包埋法による凍結試料作製から、クライオ電子顕微鏡(Cryo-TEM)を用いた画像取得までの実践的なトレーニングを行います。
現在、生体試料(細胞、タンパク質)や、流体試料(エマルジョン、インク)などの含水試料を、一切の化学固定を行わず、水を含んだ元の状態まま観察できる非常に有用な手法として、クライオ電子顕微鏡法が注目されています。しかし、非晶質の薄い氷膜内に試料を包埋する(これを氷包埋という)急速凍結法や、凍結試料をクライオ電子顕微鏡で観察する実験操作については、それぞれの研究室ごとに伝統的に継承されてきた秘伝・ノウハウがあり、これを知らなければ “まともな” クライオ観察はできません。
そこで、今回のトレーニングでは、急速凍結装置(Leica EM GP)を用いた氷包埋試料の作製と、汎用の透過型電子顕微鏡(JEM-2100)に、サイドエントリー型クライオホルダー(GATAN Cryo Holder 914)を組み合わせて用いる最もポピュラーなクライオ電子顕微鏡(Cryo-TEM)法のトレーニングを行います。また、トレーニング最終日には、参加者の持込試料を用いたプレリミナリーなCryo-TEM観察を行います。さらに、電子線照射によるダメージを受けやすい凍結試料の観察に、絶対的な偉力を発揮する液体ヘリウム冷却ステージを搭載した透過型電子顕微鏡による極低温下(-269℃)での観察も試みます。生物系、材料系を問わず、含水試料の氷包埋法と、凍結試料のCryo-TEM観察手法に興味をお持ちの方の受講をお待ちしております。
なお、Cryo-TEMによる画像取得後の単粒子解析に関わる画像解析に関して、本ワークショップの連携企画として、6月2日(金)~3日(土)に 「最先端の構造生命科学講座:単粒子解析ワークショップ2017-Relion2を理解しよう:実践と理論 基礎編-」が開催されます。これらのワークショップに参加することで、クライオ電子顕微鏡法(凍結試料作製、Cryo-TEM画像取得、 画像解析)の実験全般について学ぶことができます。

スケジュール

  6月6日(火) 午前:急速凍結(氷包埋法)の講義
    午後:Leica EM GPを使った急速凍結(氷包埋)のデモ実験
  6月7日(水) 午前:Cryo-TEMの講義
    午後:Cryo-TEMデモ実験(JEM2100+CryoFolder914)
  6月8日(木) 持込試料の急速凍結とCryo-TEM観察


主催

新学術領域研究「学術研究支援基盤形成」先端バイオイメージング支援プラットフォーム

兵庫県立大学大学院 生命理学研究科

ライカマイクロシステムズ(株)

理化学研究所放射光科学総合研究センターRSC-兵庫県立大学リーディングプログラムセンター

日本顕微鏡学会 生体解析分科会

講師

宮澤 淳夫(兵庫県立大学大学院生命理学研究科)
西野 有里(兵庫県立大学大学院生命理学研究科)
伊藤 喜子(ライカマイクロシステムズ株式会社/兵庫県立大学客員教員)
石原 あゆみ(ライカマイクロシステムズ株式会社/兵庫県立大学客員教員)

定員

10名

参加費等

30,000円(宿泊費・食事代は含みません)
※ 学生等で指導教員から公費援助が得られないなど、経費負担が困難な場合は免除を希望できます。その場合、参加費免除希望の旨とその理由を、申込時に備考欄に記載して下さい。

申込方法

下記、Webサイトより必要事項をご記入の上、お申し込みください。
http://xlab.leica-microsystems.com/workshop/abis_jun2017/


※申し込みフォームでの〝支払方法″は〝会場支払″をお選びください。

※本トレーニングへの申込時には役職の明記をお願いします

※学生の場合は、役職欄に学年の記載をお願いします。

※お申し込みの際には、備考欄に下記3点についてご記入をお願いします。

・科研費情報(種目、課題名、研究期間、研究代表者)

(ポスドク、学生等の方は、指導教員の科研費情報をご記入下さい。)

・学生等で参加費免除を希望する場合、その理由

・持込試料を希望の場合、試料についての詳しい情報


申込締切日 2017年(平成29年)6月2日(金)

アクセス

理化学研究所 放射光科学総合研究センター (SPring-8)
http://www.spring8.or.jp/ja/about_us/access/access_chart
RSC-兵庫県立大学リーディングプログラムセンター 
〒679-5148 兵庫県佐用郡佐用町光都1-1-1 

※開催場所のRSC-兵庫県立大学リーディングプログラムセンターは、理化学研究所放射光科学総合研究センター内にあります。
近隣に兵庫県立大学理学部、CAST(兵庫県立先端科学技術支援センター)などの研究施設がありますが、お間違えのないようご注意下さい。
※姫路駅、相生駅からSPring-8行のバスがあります。
・JR山陽線/山陽新幹線・相生駅よりウエスト神姫バスにて40分
・JR山陽線/山陽新幹線・姫路駅より神姫バスにて70分
※バス時刻表
http://www.spring8.or.jp/ja/about_us/access/bus_schedule

その他

      

・定員になり次第、締め切りとなりますのでご了承ください。
・本トレーニングは3日間のコースとなっていますが、ご都合により1日間、または2日間だけの参加でも構いません。その場合、備考欄に参加日の明記をお願いします。
・トレーニングの様子を撮影することがございます。予めご了承ください。