第21回 配偶子制御セミナー

生殖細胞の起源と特性、その再構成
Mechanism and reconstitution in vitro of germ cell specification in mice


講師  斎藤 通紀 教授
所属  京都大学大学院医学研究科 生体構造医学講座機能微細形態学
日時  平成23年11月11日(金)17:00-18:00
場所  横浜市立大学医学部棟2階 A202


 斎藤先生は、マウス初期胚において生殖細胞が出現する分子メカニズムを追及してきた。その成果は、Bmp4, Prdm1, Prdm14などの重要な遺伝子の同定(Nature 2002, Nature 2005, Nat. Genet. 2008)に始まり、それらの情報をもとに再構成したin vitro系においてBlastcystからの生殖細胞の誘導に成功した(Cell, 2009)。さらにrefineした実験系において、ES/iPS細胞から生殖細胞を誘導し、精子産生にも成功した(Cell, 2011)。本講演では、大胆かつ緻密な斎藤先生の研究戦略をうかがうことができると思います。

 学生・大学院生・教職員の皆様の参加を歓迎いたします。

問い合わせ ;
横浜市立大学大学院泌尿器科 小川毅彦
電話:045-787-2679
内線:2679、MPS6160

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