多細胞生物の個体を構成する多種多様な細胞は、全てその遺伝情報として同じセットのゲノムDNAを持っています。個々の細胞で異なる遺伝子の発現を維持し、細胞分裂を通じてその発現パターンを正確に伝播することは、その個体の発生、細胞の分化にとって必須な過程です。近年、このような遺伝子発現の調節メカニズムとして、直接DNA一次配列の変化を伴わない、エピジェネティックな現象が注目されています。
この現象を説明する代表的な機構としては、DNAのメチル化、ヒストンの修飾によるクロマチンの構造変化、あるいはRNA分子を介した転写後調節などが挙げられます。私たちの研究部門では、このエピジェネティックな現象に潜む分子メカニズムの解明を目指して、分裂酵母、哺乳類動物細胞、また繊毛虫類テトラヒメナなどを用いて研究しています。
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- 2023年03月08日
- Lili Duanさんが特別実習生として当部門に加わりました。
- 2023年01月06日
- Oliveraさんが総合研究大学院大学 生命科学研究科 基礎生物学専攻 博士課程において、 修士(理学)の学位を取得しました。
- 2022年12月20-21日
- 総研大の生命科学リトリート2022で、中村さんが優秀ポスター賞を受賞しました。
- 2022年09月26-29日
- 奥野理彩さんと澤村匡範さん(30日まで)が体験入学に参加しました。
- 2022年08月29日-09月02日
- Kさんが体験入学に参加しました。
- 2022年08月08-12日
- 関岡祐杜さんが体験入学に参加しました。
- 2022年03月28日-04月01日
- 久米雄也さんが体験入学に参加しました。
- 2022年03月22日-03月25日
- 篠崎花さんが体験入学に参加しました。
- 2022年02月28日-03月04日
- Sさんが体験入学に参加しました。
- 2022年02月14-18日
- 飯塚瑞歩さんが体験入学に参加しました。
- 2021年12月22-23日
- 総研大の生命科学リトリート2021で、Oliveraさんが優秀ポスター賞を受賞しました。
- 2021年11月01日
- 2021年10月01-29日
- NIBB Internship ProgramでPiyusha Mongiaさんが当部門に参加しました。
- 2021年10月01日
- 2021年09月02日
- 酵母遺伝学フォーラム 第54回研究報告会で、中村凜子さんが学生発表賞を受賞しました。
- 2021年07月12-16日
- 多田玲美さんが体験入学に参加しました。
- 2021年03月31日
- 特別共同利用研究員の蜂須賀亜季さんが福井大学大学院博士前期(修士)課程を修了しました。
- 2021年03月22-25日
- 栗原恭子さんが体験入学に参加しました。
- 2020年07月18日
- 2020年04月01日
- 2019年10月25日
- 2019年10月18日
- 2019年10月1日
- 2019年9月11日〜9月13日
- 2019年9月3日
- 2019年8月28日〜8月30日
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