1 目的と背景
目的とする遺伝子座に選択的に変異を導入する方法として、標的とする遺伝子を人工ヌクレアーゼで切断する方法が注目されています。特に、TALEヌクレアーゼ(TALEN)による遺伝子破壊はこの1年ほどで大きな技術的進展をとげ、小型魚類においては、一般的な研究室レベルで容易に目的とする遺伝子の破壊が可能になりつつあります。このような状況下、TALENによる遺伝子破壊法の習得を希望する国内の小型魚類研究コミュニティからの強い要望に応えるため、本トレーニングコースを開催するものです。
2 開催日程および使用施設
日程:
1回目 平成25年2月25日(月)12:00〜2月27日(水)12:00
2回目 平成25年2月27日(水)12:00〜3月1日(金)12:00
使用施設:
基礎生物学研究所・バイトレミーティングルームおよびバイトレ実験室(明大寺地区)
3 参加費
講習会への参加費は無料です。
参加者のための宿泊施設
自然科学研究機構・三島ロッジ(一泊2,600円程度、宿泊費は参加者が負担)がご利用いただけます。
4 予定参加者数
約15名。
小型魚類を用いてTALENによる遺伝子破壊を考えておられる方を優先します。
5 オーガナイザー
高田 慎治 基礎生物学研究所/岡崎統合バイオサイエンスセンタ―
川原 敦雄 理化学研究所・生命システム研究センタ―
木下 政人 京都大学大学院農学研究科
矢部 泰二郎 基礎生物学研究所/岡崎統合バイオサイエンスセンタ―
6 申し込み先
申込みは12月23日に締め切りました。多数のご応募ありがとうございました。
7 問い合わせ先
基礎生物学研究所/岡崎統合バイオサイエンスセンター
分子発生学研究部門
高田 慎治
電話: 0564-59-5241
e-mail: stakada@nibb.ac.jp