研究代表者 |
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金城 政孝(研究代表者)
<北海道大学・電子研・超分子分光研究分野・助教授>
〒060-0812 札幌市北区北12条西12丁目 北海道大学 電子研 超分子分光研究分野
TEL: 011-706-2890
E-mail: kinjo@imd.es.hokudai.ac.jp
・主な研究内容
・研究室メンバー
・最近の研究成果 |
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主な研究内容 |
・FCSの測定の特徴は観察される分子が自由な分子運動をしていることである。従って、測定対象の細胞は乾燥固定された状態ではなく、生きたままの単一細胞が研究の対象となる。われわれは細胞質から核内へ移動し遺伝子の転写調節を行うグルココルチコイドレセプター(GR)を最初の研究対象とし、このタンパク質が外界からの刺激(ステロイドホルモン,デキサメサゾン等)により、核へ移行し転写を開始する過程を明らかにするために、FCSを用いて定量的な分子運動の解析を進める。GRは刺激に応じて細胞質から核へと別の環境に移行し,細胞質では自由なブラウン運動で漂っている状態から輸送複合体との結合,さらに核内での遺伝子との結合と,細胞内で様々な状態の変化と、局在を変えながら変化している。このような状態変化を1細胞観察においてそれらの各ステップのGRの運動性を通して明らかにし,これまでの生化学的な解析との比較を行う。また、これまでのFCS装置は一度に細胞内の一箇所しか測定できなかったが、2点同時測定FCS観察装置、2光子FCCS、TIR(全反射照明型)-FCSの作成を通して、細胞質・核の同時観察・解析を進めて行きたいと考えている。 |
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研究室メンバー |
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最近の研究成果 |
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