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  • 公募研究 (平成21-22年度)

    GSC/ニッチの基本システムの解明(研究項目A01)

    研究代表者 金井克晃 東京大学・農学生命・准教授 研究室
    研究課題名 マウス支持細胞のニッチ形成能の性的可塑性
    研究内容の概要 精巣以外の器官として卵巣に着目し、卵胞と卵胞上皮細胞が、雄ニッチ形成の場となり得るかどうかについて解析する


    研究代表者 佐野浩子 お茶の水女子大学・助教
    研究課題名 ショウジョウバエ生殖幹細胞ニッチの形成に関与する遺伝子の網羅的探索
    研究内容の概要 ショウジョウバエでは、胚期に形成される体細胞性生殖巣原基が将来生殖幹細胞ニッチを形成することが知られている。本研究課題では、網羅的遺伝子発現解析により、体細胞性生殖巣原基がニッチへ分化するための遺伝子ネットワークを明らかにする。


    研究代表者 篠原美都 京都大学・医学系研・助教
    研究課題名 マウス精子幹細胞ニッシェにおけるG蛋白質分子の役割の解明
    研究内容の概要 マウス精子幹細胞の機能を支えるニッシェの作用をG蛋白質分子などに注目して解明する


    研究代表者 齋藤大介 奈良先端科技大・バイオ研・助教 研究室
    研究課題名 始原生殖細胞を支える生殖巣内ニッチと生殖巣外ニッチ
    研究内容の概要 移動中および移動後の始原生殖細胞を支える細胞外環境を、それぞれ生殖巣外ニッチ、生殖巣内ニッチとしてとらえ、その実体を明らかにする


    研究代表者 永松 剛 慶應義塾大学・医学部・助教 研究室
    研究課題名 マウス雄生殖幹細胞におけるGDNFニッチシグナルの同定と幹細胞維持の解析
    研究内容の概要 マウス雄生殖幹細胞の未分化性の維持に必須のニッチシグナルGDNFの作用機構を明らかにし、幹細胞の維持についての種を超えた共通のメカニズムについてアプローチする。


    研究代表者 中村修平 基礎生物学研究所・研究員 研究室
    研究課題名 生殖細胞数制御による生殖幹細胞/ニッチ性分化・確立機構の解明
    研究内容の概要 メダカGSCs/ニッチの構成細胞を可視化し、三次元組織構築を行うことにより、雌雄GSCs/ニッチ組織構造の性分化・確立過程の詳細を明らかにする。
    生殖細胞数・性分化異常を示す変異体を用いて、GSCs/ニッチの性分化・確立の分子メカニズムを解明する。

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    GSC/ニッチ・システムに特異的な制御機構(研究項目A02)

    研究代表者 福山征光 東京大学・薬学研・助教
    研究課題名 体外栄養源による配偶子幹細胞の発生進行制御機構の解明
    研究内容の概要 ふ化直後の線虫、C.elegansの配偶子幹細胞は、休眠状態を維持しており、餌を与えることにより、その発生進行を開始することができる。この明確な栄養応答と遺伝学を用い、配偶子幹細胞が栄養分子や飢餓ストレスを感知し、発生の進行を制御する分子機構を明らかにすることを目標とする。


    研究代表者 吉村 崇 名古屋大学・生命農学研究科・教授 研究室
    研究課題名 配偶子幹細胞/ニッチシステムの季節性制御機構の解明
    研究内容の概要 急速かつ劇的な生殖腺の形態変化を伴う鳥類の季節繁殖に着目し、GSC/ニッチシステムの制御機構の解明を目指す


    研究代表者 砂長 毅 高知大学・教育研究部自然科学系・助教
    研究課題名 群体ホヤにおける配偶子幹細胞制御機構の解明
    研究内容の概要 群体ホヤでは有性生殖期になると無性生殖で増殖した個体に生殖腺が形成される。また,再生的な生殖細胞形成が可能である。これらを支えるGSC/ニッチシステムの細胞的実体とシステムを制御する分子機構を明らかにする。

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