本研究集会は終了しました。アサガオ研究集会は隔年で開催されています。

2012年度は、2012年9月8-9日に九州大学で開催しました。

2014年度は、2015年3月6-7日に筑波大学で開催しました。

2016年度は、2017年3月4-5日に名城大学・春日井キャンパスで開催しました。

2018年度(第10回)は、2019年3月9-10日に茨城大学・農学部で開催しました。

2020年度は延期になり、2021年7/30にオンライン(東京農工大学主催)で開催予定です。

 

基生研研究会「アサガオ研究集会 」

2010年11月13・14(土、日)
〒444-0864  愛知県岡崎市明大寺町字伝馬8−1

 

ご挨拶

アサガオに関する幅広い分野の先端研究を発表いただくと同時に、さまざまな角度からアサガオの実験植物としての価値を高めていくこと、研究者の交流とコミュニティの拡大を目的として、本研究集会の開催を計画いたしました。アサガオが属するヒルガオ科や、近縁のナス科植物の研究者との連携促進も目的として開催いたしたいと考えております。ぜひご参加いただきますよう、ご案内申し上げます。

世話人代表:名古屋大学大学院情報科学研究科 吉田久美


プログラム

●11月13日(土)

12:15
受 付
13:00-13:10
挨 拶(吉田久美)
座長:仁田坂英二
13:10-13:30 米田芳秋(静岡大学(前))
アサガオと近縁種の種間交雑
13:30-13:50 岡田吉弘(九州沖縄農業研究センター・サツマイモ育種研究チーム)
サツマイモ組換え体の近縁野生植物との交雑性による生物多様性影響評価
13:50-14:10 土屋亨(三重大学生命科学研究支援センター)
サツマイモ野生種(Ipomoea trifida)の自家不和合性におけるS遺伝子の同定に向けたアプローチ
14:10-14:30 久保山勉(茨城大学・農学部)
次世代シークエンサーを利用したアサガオにおけるSNPsマーカーの作出
14:30-14:50 ○中山博貴、田中勝、高畑康浩、松井勝弘、吉永優(農研機構九州沖縄農業研究センター)
AFLPマーカーによるサツマイモ2倍体野生種の連鎖地図作成とサツマイモネコブセンチュウ抵抗性の遺伝解析
14:50-15:10
コーヒーブレイク
座長:小野道之
15:10-15:30 吉田久美(名古屋大学院・情報科学研究科)
アサガオの開花におけるNHX1の役割
15:30-15:50 ○白武勝裕1)、中川喜夫1)、牧野治子1)、水野祐輔1)、森本玲奈1)、星野敦
2)、田中幸子2)、森田裕将2)、3)、飯田滋2)、4) (1)名古屋大院・生命農学研究院、2)基礎生物学研究所)、3)農研機構花き研究所、4)静岡県立大・生活健康科学研究科、薬学研究科)
アサガオにおけるアクアポリンの発現と花弁特異的アクアポリン発現抑制形質転換体の作出
15:50-16:10 渋谷健市(農研機構花き研究所)
アサガオ花弁の老化におけるオートファジーの役割
16:10-16:30 篠崎良仁(東京農工大学大学院連合農学研究科)
アサガオの可視的な花弁老化を定量的に評価する方法の確立
16:30-16:50 ○和田楓1)、白矢武士2)、竹能清俊1、3) (1)、新潟大院・自然科学研究科、2)新潟大学機器分析センター、3)新潟大・理・生物)
アサガオのストレス応答花成におけるPAL活性とサリチル酸生合成の誘導
16:50-17:10
コーヒーブレイク
座長:和田(竹能)清俊
17:10-17:30 西野栄正(千葉大学大学院園芸学研究科)
アサガオ獅子突然変異体での葉の裏面の向軸側化への組織分化
17:30-17:50 岩崎晃(基礎生物学研究所植物器官形成学研究室)
花弁伸長機構から見るアサガオ台咲き品種
17:50-18:10 ○小野公代、大関悠子、中村美早紀、檜山智美、川崎真澄、小野道之(筑波大学遺伝子実験センター)
CRES-T法を用いたアサガオの花形改変
18:10-18:30 仁田坂英二1)、星野敦2)(1)九州大学院・理学研究院、2)基礎生物学研究所)
ナショナルバイオリソースプロジェクト・アサガオ
18:50
交流会


●11月14日(日)

座長:久保山勉
9:00-9:20 ○田原誠1)、山下裕樹2)(1)岡山大学院・自然科学研究科、2)ビジョンバイオ)
サツマイモの活動型レトロトランスポゾン(Rtsp-1,LIb)と遺伝分析
9:20-9:35 ○平島由記美、田原誠(岡山大院・自然科学研究科)
次世代シーケンサによるサツマイモ活動型レトロトランスポゾンRtsp-1ゲノム挿入部位の網羅的なシーケンス
9:35-9:55 横山講平、○仁田坂英二(九州大学院・理学研究院)
アサガオの突然変異原であるTpnトランスポゾンの転移を支配するTpnA2について
9:55-10:15 星野敦(基礎生物学研究所)
アサガオの動かないトランスポゾンと花の模様
10:15-10:35
コーヒーブレイク
座長:森田裕将
10:35-10:55 ○清水明美1)、森下敏和1、2)、山口博康1、3)、藤田和義4)(1)農業生物資源研究所放射線育種場、2)農研機構北海道農業研究センター、3)農研機構花き研究所、4)福花園種苗株式会社)
ガンマ線照射によるノアサガオ変異体の作出
10:55-11:15 ○山溝千尋、大宮あけみ(農研機構花き研究所)
イポメア属植物の花色決定因子に関する研究
11:15-11:35 ○田中勝、高畑康浩、倉田理恵、中山博貴、吉永優(農研機構九州沖縄農業研究センター)
紫サツマイモ品種「アヤムラサキ」のアントシアニン合成突然変異体の分子生物学的解析
11:35-11:55 白澤健太(かずさDNA研究所)
トマトをモデルとしたナス科植物のゲノム研究
11:55-12:15 寺井琴美、鈴木あゆ、○中村信雄(函館白百合学園中学高等学校)
アサガオ類を対象とした中高生の研究活動
12:15-13:30
昼食
座長:星野敦
13:30-13:50 早間良輔(マックス・プランク植物育種学研究所)
アサガオの光周性花成を制御する時計機構
13:50-14:10 ○白矢武士1)、 岩瀬悠以子2)、竹能清俊2、3) (1)新潟大学機器分析センター、2)、新潟大院・自然科学研究科、3)新潟大・理・生物)
アサガオにおける光周的花成のエピジェネティク制御
14:10-14:25 ○近藤貴浩、樋口洋平、小野公代、小野道之(筑波大院・生命環境科学研究科)
アサガオの光周性花成の抑制経路
14:25-14:40 ○山田瑞樹1)、竹能清俊1、2) (1)、新潟大院・自然科学研究科、2)新潟大・理・生物)
アサガオのストレス応答花成における花成関連遺伝子の発現解析
14:40-15:00 ○長谷川博1)、山田瑞樹1)、竹能清俊1、2) (1)、新潟大院・自然科学研究科、2)新潟大・理・生物)
アサガオ品種キダチにおける加齢に伴う限界暗期の短縮
15:00-15:20 ○小野道之、樋口洋平、佐々木隆太、菊地理絵、太田雅之、小野公代(筑波大院・生命環境科学研究科)
アサガオの光周性花成の分子基盤
15:20
閉会の挨拶(星野敦)

 

参加申込み

下記の必要事項を、星野まで電子メールでご連絡下さい。当日参加も受け付けますが、1日目夕の交流会と2日目の昼食は11月7日(金)までに、お申し込み下さい。

---申し込みフォーム(ここからメールにコピー)--

氏名

所属

職名

メールアドレス

交流会 参加する・参加しない

2日目の昼食 必要・不要

---申し込みフォーム(ここまで)--

 

連絡先:    基礎生物学研究所 星野敦 

hoshino☆nibb.ac.jp(☆を、@に置き換えて下さい)

 

参加費

研究集会 無料
交流会 3500円を予定
2日目の昼食 700円を予定


交通のご案内

名古屋鉄道・東岡崎駅下車。南口から徒歩10分。車でお越しの場合は、事前にご連絡下さい。詳しくは、基礎生物学研究所の交通案内を参照下さい。


宿泊のご案内

東岡崎駅の南口から徒歩1分に岡崎セントラルホテル、同徒歩7分にグリーンリッチホテル徳川園があります。直接お申し込み下さい。ほかのホテルの案内は、基礎生物学研究所の宿泊案内を参照下さい。なお、研究所の宿泊施設につきましては、講演者の宿泊などで満室になっております。

そのほか

基礎生物学研究所では、研究集会の翌々日の11月16日(火)から18日(木)に、第2回NIBB-MPIZ合同シンポジウム“Plant Science Communications 2010” を開催します。こちらへの参加も、ご検討ください。