第3回 配偶子制御セミナー


“生殖細胞によるエピゲノム制御を介した分化全能性獲得機構の解明”
講師  関 由行 先生
所属  関西学院大学理工学部生命科学科専任講師
日時  平成21年5月21日(木)16時から
場所  A棟103  修士講義室

関先生は、大阪府立母子センター、理研CDBで、
胎児期生殖細胞が体細胞系列から作り出される時期に、エピジェネティクスの視点からどのような変化が起こるのか、
それがどのように始原生殖細胞の持つ特性と関連するか、独自の研究を行なってきた方です。
(Dev Bio, 2005 Vol.278 p440- Development.2007 Vol134 p2627-, Nat Genet. 2008 Vol.40 p1016-)
この度、若くして関西学院大学にラボを持ち新たなスタートをきった機会にセミナーをお願いしました。

講演要旨
体細胞は個体の死と共に消滅するが、生殖細胞は次世代の個体発生能(分化全能性)を保証することで生命の連続性を担っている。
本セミナーでは、精子・卵子の起源である始原生殖細胞のエピゲノム解析を通して見えてきた、
生殖細胞による分化全能性獲得機構の一端を紹介したい。

問い合わせ
組織学 大保 ext2567/kohbo@yokohama-cu.ac.jp
「新学術領域研究」配偶子幹細胞制御 横浜市大G
 泌尿器科 小川毅彦 組織学 大保和之