研究&実験

研究写真館

光で「切った」マウス胚 2011/11/02

光で「切った」マウス胚
撮影機材:デジタルスキャン光シート顕微鏡(DSLM)

日本では基礎生物学研究所にしかない顕微鏡(DSLM)で撮った、マウスの受精後6.5日目の胚の様子です。ヒトでは受精後13日目くらいに相当します。この時期のマウス胚はラグビーボールのような中空のかたちをしています。それを縦切りにした断面像を示します。同じような写真は、サンプルを薄くスライスすれば普通の顕微鏡でも撮れますが、これは切らずに内部を観察する方法で撮っています。
赤:細胞膜 緑:微小管 青:細胞の核

撮影者:小林 弘子・野中 茂紀(時空間制御研究室

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コンテンツ

  1. 写真で見る生物学の研究現場(2)
  2. 研究写真館(7)
  3. 研究者のための 科学広報入門(31)
  4. 研究描写の為の作画資料(23)

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