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大学共同利用機関法人 自然科学研究機構

基礎生物学研究所

大学院

シラバス

環境生物学(2020年度開講)

2019年は開講されません。
このデータは、2017年度開講時のものです。
 

授業科目と単位

環境生物学 講義 1単位

配当年次

1年、2年、3年、4年、5年

授業担当教員

(科目責任者・講師)
基礎生物学専攻 教授 皆川 純
minagawa@nibb.ac.jp 電話 0564-55-7515、FAX 0564-55-7515)
(講師)
基礎生物学専攻 准教授 亀井 保博
ykamei@nibb.ac.jp 電話 0564-55-7535)
基礎生物学専攻 准教授 高橋 俊一
shun@nibb.ac.jp 電話 0564-55-7517)

授業実施期日

2017年6月20日(火), 6月27日(火), 7月4日(火)
13:00~17:05(90分×2コマ,45分×1コマ+10分休憩×2)

授業実施場所

明大寺地区第一セミナー室

使用言語

英語

授業の概要

(第1回)
生物と光環境の関係を概説し、様々な生物がその置かれた環境に対応して光をどの様に受容し、利用しているかを光受容体の研究を軸に解説を行う。また、生物学研究において光受容体や光関連タンパク質を上手く利用して顕微鏡観察に応用している例を使って顕微鏡技術も概説する。特に近年発展しているオプトジェネティクスに関して光受容体と細胞操作技術に関して解説を行う。
 

(第2回)
植物や藻類で行われる光合成について、太陽光エネルギーを化学エネルギーに変換する明反応を中心に、反応の基本原理、分子基盤、分子メカニズム、および解析手法について概説する。また,環境にあわせて光合成反応がいかに調節されているか、環境との関わりが光合成生物にいかに進化をもたらしたのか、光合成反応が環境にいかに影響を与えているか等、植物や藻類をとりまく光環境という視点から解説を行う。
 

(第3回)
環境ストレスは光合成装置に損傷をもたらし、光合成活性や成長の低下を引き起こす。本講義では、環境ストレスがどのように光合成装置の損傷(光阻害)を起こすのか、またそれを防ぐためにどのような防御機構が備わっているのかについて概説する。最後に、気候変動による光阻害が生態系に及ぼす影響について、実際の例を挙げて解説する。

授業の達成目標

1.光環境と生物の応答を理解する。
2.光受容体の光反応を理解する。
3.光を使った生物学研究(顕微鏡技術等)を理解する。
4.光合成反応の基本原理を理解する。
5.地球規模の物質循環における光合成の意義について理解する。
6.光合成生物の特徴を理解する。
7.環境ストレスの光合成への影響を理解する。
8.光合成の環境ストレス適応機構を理解する。
9.気候変動が光合成に与える影響について理解する。

授業計画

第1回 2017年6月20日(亀井准教授,明大寺)

13:00-14:30 生物と光環境
14:40-16:10 光と生体分子
16:20-17:05 生物学と光 

 

第2回 2017年6月27日(皆川教授,明大寺)
13:00-14:30 生物の進化と光 
14:40-16:10 光合成概論
16:20-17:05 光合成系と光環境

 

第3回 2017年7月4日(高橋准教授,明大寺)
13:00-14:30 光合成と環境ストレス
14:40-16:10 光合成と環境適応
16:20-17:05 光合成と気候変動

履修方法

分子細胞生物学Iまたはそれに準ずる知識を持っていることが望ましいが必須ではない。授業は対面講義で行う。申請は履修届を基礎生物学専攻事務の大学院担当に提出することで行う。講義に関する質問は、この講義の一環と考え歓迎する。

単位取得の条件と成績評価基準

教育目標1~9のうち2点以上について調査あるいは見解をレポートにて期限までに提出した受講者のうち、要点を理解していると判定されたものに単位を認定する。出席は評価に入れる。成績はA,B,C,Dまたは可否で示される。

教科書・参考書

講義を受講し補助資料を読んだ上でさらに参考書が必要と考える場合は、各講師または科目責任者に相談すること。