神経細胞を顕微鏡で観る

神経細胞は突起を長く伸ばし、その突起どうしのつなぎ目(シナプス)を介して次の神経細胞へと興奮を伝えます。突起には2種類あって、それぞれ軸索、樹状突起と呼ばれています。神経の興奮は軸索から出力されて、次の神経細胞の樹状突起へ入力します。今回の実習では、皿の上で培養したマウス脳の神経細胞を観察します。実際には、蛍光抗体染色法によって、神経細胞の軸索と樹状突起を2色で染め分けます。蛍光顕微鏡を使って、神経細胞の美しいネットワークを実感してください。