大学共同利用機関法人 自然科学研究機構

基礎生物学研究所

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研究部門・施設

生物機能情報分析室

研究教育職員

重信 秀治

特任准教授 重信 秀治

研究の概要

生物機能情報分析室の概要

生物機能情報分析室は、基礎生物学研究所の共通機器の管理・運用を行っています。 超遠心機のような汎用機器から次世代DNAシークエンサーのような先端機器まで、60種類100台にのぼる機器を擁し、さらにこれらを利用した共同研究を所内外の研究者と積極的に進めています。特に、次世代DNAシークエンサーや質量分析装置を利用した機能ゲノミクスに力を入れています。また、実験生物学とバイオインフォマティクスを橋渡しするサポートも行っています。
 

担当特任准教授の研究概要

生命にとって「共生」はイノベーションの大きな源です。異なる種どうしの相互作用によって生物は新規の機能を獲得することができます。例えば、多くの動物 は体内に共生微生物を保持して自前で合成できない栄養分の補給を可能にしていますし(代謝のイノベーション)、ある種の魚類やイカ類の発光器官は発光微生 物により構成されています(機能的イノベーション)。 私たちは、共生によるイノベーションを支える分子・遺伝子基盤を明らかにすることを目標にしています。そのために、昆虫アブラムシとその共生細菌ブフネラ の共生系をモデルに、最先端のゲノム科学を駆使してアプローチしています。

 

共同研究利用の募集

・本研究所の次世代シークエンサーを活用した基礎生物学研究を募集しています。
・新興モデル生物「アブラムシ」を用いた共同研究を募集します。

大学院生の募集

本研究室では、大学院生を募集しています。

Webサイト

研究室関連資料

参考文献

Shigenobu, S. et al. (2010). Comprehensive survey of developmental genes in the pea aphid, Acyrthosiphon pisum: frequent lineage-specific duplications and losses of developmental genes. Insect Mol. Biol., 19 , 47- 62

The International Aphid Genomics Consortium. (2010). Genome Sequence of the Pea Aphid Acyrthosiphon pisum. PLoS Biol., 8(2):e1000313.

Shigenobu, S., Kitadate, Y., Noda, C. and Kobayashi, S. (2006). Molecular characterization of the embryonic gonads by gene expression profiling in Drosophila melanogaster. Proc. Natl. Acad. Sci. U. S. A., 103, 13728-13733

Nakabachi, A., Shigenobu, S., Sakazume, N., Shiraki, T., Hayashizaki, Y., Carninci, P., Ishikawa, H., Kudo, T. and Fukatsu, T. (2005). Transcriptome analysis of the aphid bacteriocyte, the symbiotic host cell that harbors an endocellular mutualistic bacterium, Buchnera. Proc. Natl. Acad. Sci. U. S. A., 102, 5477-5482.

Shigenobu, S., Watanabe, H., Hattori, M., Sakaki, Y. and Ishikawa, H. (2000). Genomesequence of the endocellular bacterial symbiont of aphids Buchnera sp APS. Nature, 407, 81-86.

連絡先

重信 秀治 特任准教授 E-mail: shige@nibb.ac.jp TEL: 0564-55-7670