イメージングサイエンス研究領域

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時空間制御研究室

研究教育職員

野中 茂紀

准教授 野中 茂紀

研究の概要

我々の体の左右非対称性の決定には、発生初期の繊毛運動が作り出す水流(ノード流)が重要な役割を果たす。本研究室ではこの現象を流体力学、生理学、発生学の面から明らかにすべく、マウス胚を用いた解析を行っている。また、左右性決定を含む哺乳類の初期発生における諸現象をより深く理解するため、マウス胚の長時間ライブイメージングが可能な系の構築を試みている。

共同研究利用の募集

本研究室では光シート型顕微鏡DSLMや2光子顕微鏡を所有運用しており、これらの顕微鏡が持つ深部観察性・低褪色・低光毒性といった特徴を生かしたイメージングに関する共同研究を行っています。顕微鏡に関しては当研究室HPにある解説(DSLM2光子)をご覧ください。共同利用研究に限らず、とりあえず試料を持ち込んで観察可能か試してみることも可能ですので、お気軽にご相談ください。

大学院生の募集

大学院生を募集しています。発生における左右性決定機構、あるいは生物学のためのイメージング技術に興味がある方はご連絡ください。工作好きな方は特に歓迎します。

研究室関連資料

参考文献

Nonaka, S., Yoshiba, S., Watanabe, D., Ikeuchi, S., Goto, T., Marshall, W. F., and Hamada, H. (2005). De novo formation of left-right asymmetry by posterior tilt of nodal cilia. PLoS Biol 3, e268.

Nonaka, S., Shiratori, H., Saijoh, Y., and Hamada, H. (2002). Determination of left-right patterning of the mouse embryo by artificial nodal flow. Nature 418, 96-99.

Nonaka, S., Tanaka, Y., Okada, Y., Takeda, S., Harada, A., Kanai, Y., Kido, M., and Hirokawa, N. (1998). Randomization of left-right asymmetry due to loss of nodal cilia generating leftward flow of extraembryonic fluid in mice lacking KIF3B motor protein. Cell 95, 829-837.

野中茂紀 (2002). 胚表面の水流が体の左右を決める. 実験医学 20, 2347-2350.

連絡先

野中 茂紀 准教授 E-mail: snonaka@nibb.ac.jp TEL: 0564-55-7590