光学解析室の設置目的

 基礎生物学研究所は、平成22年度に生物機能解析センターを発足させました。共通機器部門である旧分析室、旧大型スペクトログラフ室と電算機室を統廃合し、より有機的に所内・所外の共同利用研究をサポートできるように、生物機能情報分析室、光学解析室、情報管理解析室を設置しました(概要図1)
 光学解析室は、「光」をツールとする研究機器の共同利用の場として、装置・機器類の管理を行い、共同利用研究促進のために技術職員による操作等の技術的側面からのサポートを行い、同時に研究者(特任准教授)による学術的な側面からのサポートも行います。設置機器には、「大型スペクトログラフ」、「共焦点顕微鏡」などがあります。大型スペクトログラフは世界最大級の超大型分光照射設備で、波長250~1000ナノメートルの紫外・可視・赤外光を全長約10メートルの馬蹄型の焦点曲面に分散させ、強い単色光を照射することが可能です。顕微鏡類は、共焦点顕微鏡、多光子顕微鏡などがあります(概要図2) 

さらなる連携体制

 バイオイメージングは現代の生物学においては必須のツールとなっています。一方で顕微鏡は複雑化、多機能化し、取り扱い、つまり必要なデータを取得するための専門的知識も要求されます。光学解析室では顕微鏡画像取得のための機器とノウハウを提供できるように活動しています。さらに、複雑な生物学的事象を数値化,定量化することも求められています。そのためには,様々な画像処理理論に基づくデータの解析が必須となりますが,我々の施設だけでは研究者の多様なニーズにお応えできません。そこで、大学共同利用機関として同じ自然科学研究機構に属する「新分野創成センターイメージングサイエンス研究分野」と連携し、画像取得から解析までの諸過程を一貫して行うことで、画像の定量・数値化をより具体的に実施できる体制を構築しています。

 イメージング関連のシンポジウムや、トレーニングコース等も連携して開催し、研究者に新しい画像取得から画像解析の技術情報の提供とともに、実質的な共同研究の実施体制を提案しています。

自然科学研究機構新分野創成センターイメージングサイエンス研究分野HP

共同で開催したシンポジウムやトレーニングコース一覧

第6回バイオイメージングフォーラム 

生物画像データ解析トレーニングコース 
第7回バイオイメージングフォーラム

8回バイオイメージングフォーラム
全国大学等バイオイメージング連携体制の今後を考える会
2014生物画像データ解析トレーニングコース
・第9回バイオイメージングフォーラム(2015_1/26-27開催予定:HP作成中)

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