※研究会は終了しました。 集合写真(要PW)
開催趣旨

光は生物にとって太古から普遍的に存在する環境シグナルであり、生物は進化の過程で、そのシグナルを利用する様々なしくみを備えるに至った。その際たるものが視覚であり、古くからさまざまな階層の研究が行われ、視覚研究は大きく進展した。2000年に入り、概日リズムの光同調に関わる光受容タンパク質の同定など、視覚以外、すなわち“非視覚”機能に関わる光受容への注目が高まり、その流れは、多様な動物の全ゲノム塩基配列の決定や遺伝子編集技術の発達によってモデル生物以外へと広がり、今日、“非視覚の光生物学”という新しい潮流を生みつつある。また、そのような非視覚の光受容に関する研究からは、これまでにない性質をもつ新規の光受容タンパク質が次々と発見されており、それらはツールとして、現代の生命科学研究の基盤技術である光遺伝学・光操作やイメージング技術に新展開をもたらす可能性を秘めている。さらに、これら非視覚研究の発展と解析技術の進歩は、成熟期にある視覚研究にも新たな視点と切り口を与えるものとなっている。

このように、現在、光というキーワードの下、生物学・生命科学研究と技術開発が双方向的に影響することでそれぞれ著しい発展を見せている。そこで本研究会において、従来は交流する機会が少ない異分野(生理学、生物物理学、神経科学、発生学、細胞生物学、進化学、顕微鏡光学)のエキスパートを一同に集め、2日間の密な人的交流を通して、次世代の光生物学について議論し、新しいコミュニティの形成に繋げたい。

                               研究会代表 大阪市立大学大学院理学研究科 寺北 明久
                                                                      
                        


研究会代表
 
寺北 明久 大阪市立大学 大学院理学研究科

世話人

 小柳 光正 大阪市立大学 大学院理学研究科
 亀井 保博 基礎生物学研究所 (所内対応・事務局)

  ( 事務局: bi2meet[at]nibb.ac.jp ) [at]を@に変換して下さい

 


プログラム   要旨集≫(要PW)

 

117(木) 
 
12:30    受付 (岡崎コンファレンスセンター 中会議室前)
 12:55-13:00 開催挨拶 


 セッション1 (座長 :七田 芳則)
 13:00-13:20 神取 秀樹 (名古屋工業大学)
     
微生物ロドプシンが教えてくれること
 13:20-13:45 山下(川野) 絵美 (奈良女子大学)
          
無顎類ヤツメウナギの非視覚オプシンに着目した新規脳深部光受容器官の組織学的解析
 
13:45-14:10 大内 淑代 (岡山大学)
      神経、内分泌系に発現する光受容タンパク質の分子組織化学的解析
 14:10-14:35 深田 吉孝 (東京大学)
           可視光の中波長領域感受性オプシンを発現制御するホメオボックス転写因子

 14:35-14:50     Coffee Break 

 セッション2 (座長 :深田 吉孝)
 14:50-15:15 吉村 崇 (名古屋大学)
      脊椎動物の行動の季節変化の制御機構
 15:15-15:40 平野 有沙 (筑波大学)
           概日時計タンパク質Cryptochrome の制御とその破綻
 15:40-16:05 榎木 亮介 (自然科学研究機構 生命創成探究センター
      時を刻む脳〜生物時計中枢を司る神経回路の光イメージング解析〜

 16:05-16:20     Coffee Break


 セッション3 (座長 :寺北 明久 )
 16:20-16:45 今井 啓雄 (京都大学)
      霊長類感覚受容体の機能解析
 16:45-17:10 久原 篤 (甲南大学)
      線虫C. elegansから見つかってきたGPCR型とDEG型の新規の温度受容体
  17:10-17:35 能瀬 聡直 (東京大学)
           Optogenetic and connectomic analyses of motor circuits in Drosophila
  17:35-18:00 成川 礼 (静岡大学)
           UVから遠赤色光まで網羅する光受容体・シアノバクテリオクロムの色調節機構
 18:00-20:00     ポスター発表・懇親会

11月8日(金)
 8:30     開場

 セッション4 (座長 :小柳 光正 )
 9:00-9:25 七田 芳則 (立命館大学)
     オプシンの分子進化と多様性
 

 9:25-9:50 工樂 樹洋 (理化学研究所)
     サメを知らずに脊椎動物を語れるかーゲノムから視覚を探る
  9:50-10:15 河村 正二  (東京大学)
     L-Mオプシン間遺伝子変換とそれに抗する自然選択からみた霊長類3色型色覚の重要性の多様性

 10:15-10:30     Coffee Break

 セッション5 (座長 :神取 秀樹 )
 10:30-10:55 亀井 保博 (基礎生物学研究所)
     光受容体を使わない顕微鏡細胞操作技術
 10:55-11:20 上田 昌宏 (大阪大学)
     細胞内1分子イメージング解析の自動化
 11:20-11:45 佐藤 明子 (広島大学)
      リサイクリングエンドソームはゴルジ層板のトランス側に付着し、生合成された膜タンパク質の選別に関わっている
 11:45-12:10  今西 由和 (Case Western Reserve University, School of Medicine) 
     Shedding Light on the Biology of Photoreceptor Cell Maintenance

 12:10-13:00     Lunch 弁当

 セッション6 (座長 : 橘木 修志)
 13:00-13:25 小島 大輔 (東京大学)
     第三の眼:松果体における遺伝子発現と発生を制御する転写因子
 13:25-13:50 櫻井 啓輔 (筑波大学)
     マウスモデル及び数理モデルによる視細胞の光応答特性の検証
 13:50-14:15 佐藤 慎哉 (京都大学)
     多光子顕微鏡観察で見出された光照射後の暗黒下で起こる視細胞PKA活性化

 14:15-14:30     Coffee Break

 セッション7 (座長 : 小島 大輔)
 14:30-14:55 橘木 修志 (大阪大学)
     視細胞での暗所視・明所視の分子基盤
 14:55-15:20 山下 高廣 (京都大学)
     脊椎動物の暗所視と明所視・色覚の獲得プロセスの再考
 15:20-15:45 岡野 俊行 (早稲田大学)
     動物におけるフラビンタンパク質を介した光エネルギー変換

 15:45-16:00     Coffee Break
 
 セッション8 (座長 : 岡野 俊行)
 16:00-16:25 蟻川 謙太郎 (総合研究大学院大学)
     昆虫色覚研究の最前線
 16:25-16:50 和田 清二 (大阪市立大学)
     松果体におけるオプシンの分子特性と波長識別
 16:50-17:15 山中 章弘 (名古屋大学)
     ファイバーレス光遺伝学の開発とその応用による神経回路機能の同定

 17:15-17:20 閉会挨拶


参加登録・ポスター演題登録
 
 
(登録〆切 10/6 ⇒10月14日(月・祝)⇒10/20(日)まで再延長)受付終了しました。※当日参加はお受けできません。
  ※会場にて、「守秘義務同意書」にご署名をお願いします。

 
参加をご希望の方は、参加登録(GoogleForm) に必要事項をご記入ください。
 
定員になり次第、
締め切りますのでご了承ください。 なお、講演者は登録の必要はありません。
 また、ポスター演題を20題程度募集いたします。院生・PDなど若手の発表歓迎です
 基本的に先着順で定員になり次第締め切ります。

 演題登録時に、演題名・発表者(共著者)・400字程度の要旨を登録ください。
          ポスターサイズは 縦120p(150pまで延長可)×横85pです。
 
問合せ : 事務局 bi2meet[at]nibb.ac.jp


参加費等
  
参加費 : 無料
   その他の費用(飲食費)として
   ・茶菓子代 : 500円(ご参加の方全員にお支払いをお願いしています)
   ・懇親会費 : 3,000円(11/7(木)一日目)
        *ポスター発表時間に実施しますので、みなさまご参加をお願いします。
   ・弁当代 : 500円(11/8(金)二日目)周辺にはコンビニ・飲食店がありません。
        *アレルギー等の対応はいたしませんのでご了承ください。
   (参加当日、受付にてお支払いください。)

 


旅費の補助
  
旅費の補助はありません(招待講演者を除く)

 


宿泊

  所内ロッジはすでに満室になっております。
  申し訳ありませんが、各自、近隣ホテルのご予約をお願い致します。

   

      (参考) 研究所周辺ホテル 宿泊案内

 


アクセス 
   
受付・会場は 岡崎コンファレンスセンター です。
   各方面からのアクセスは上記HPにあります。