超低温(凍結)保存に関する研究会Cryopreservation Conference 2016を開催します。日進月歩の生命科学分野において、生物遺伝資源を長期間安定した状態で維持できる超低温保存法は、欠かすことのできない基盤技術となりつつあります。今年は「生命の時を止めて長期保存を可能にするガラス化技術について」をテーマとして、超低温保存と乾燥保存それぞれのガラス化メカニズムから共通性を考察したいと思います。
2014年から開催しております本カンファレンスは、過去2回とも100名を超える研究者にご参加いただきました。生存を可能にする、あるいは傷害を受けるメカニズムの観点から活発な議論が行われ、「新規保存法の開発につながるアイデアを得た」とのコメントを多くいただきました。
3回目となります本年も、超低温保存および乾燥保存の研究者(動物・植物・微生物)と、ガラス化に関連する分野の研究者(物理学、化学、生物学、工学など)の皆様にお集まりいただき、保存技術開発と生物遺伝資源の保管に関する議論を行い、情報を共有したいと思います。
本カンファレンスは『BiologistとCryobiologistが出会い、ともにバックアップ保存研究をおこなう場』を提供し、大学や研究機関との連携を推進することを目的としています。生物遺伝資源保管事業に携わる方のご参加、発表も歓迎します。
2016年11月10日(木)〜11日(金)(二日間)※11月7日更新しました。
・Cryopreservation Conference 2016
11月10日(木)13:00〜18:55(ポスターセッション終了)(受付開始:12:00)
11月11日(金)8:30〜16:05
・施設見学(基礎生物学研究所 山手地区 IBBPセンター)
11月11日(金)16:15〜17:15 ※17:00〜となる可能性がございます。
岡崎コンファレンスセンター 大会議室(〒444-0864 岡崎市明大寺町字伝馬8−1)
>>最寄駅(名鉄東岡崎駅)からのアクセス
※10月28日掲載しました。
・参加費:無料
・懇親会費(参加される方のみ):4000円(※当日の参加申し込みも受け付けます。)
・昼食費(弁当代・参加登録から予約された方のみ):500円
※11月1日掲載しました。
<口頭発表>
発表時間30分(発表25分、質疑応答5分)
発表時間15分(発表12分、質疑応答3分)
・プロジェクタとの接続はD-sub15ピン(VGA端子)となります。変換アダプターが必要な方はご持参ください。
・バッテリー切れに備え、必ず発表会場にACアダプターをご持参ください。
・発表をするセッション直前の休憩時間に、発表に使われるPCを持ってステージ前までお越しください。
スクリーンとPCの接続確認をさせていただきます。
・不測の事態に備え、発表用ファイルをUSBメモリにバックアップして会場にお持ちください。
<ポスター発表>
・ポスターボードのサイズ:高さ180cm×幅90cm
・ポスターの掲示は11月11日(金)14:25(セッション5終了時刻) までとさせていただきます。
・ポスター発表の時間は以下の通りとさせていただきます。
ポスター番号奇数:1日目 17:55 〜 18:25
ポスター番号偶数:1日目 18:25 〜 18:55
参加登録フォームよりご登録ください。
>>参加登録フォーム
・口頭発表、ポスター発表を募集しております。 ※締め切りました
参加登録フォームより要旨(500字〜1000字)をご提出いただきます。
要旨ご提出期限:9月10日(土) 9月20日(火)
ポスターボードのサイズ:高さ180cm×幅90cm
※10月28日更新しました。
プログラムをダウンロードしていただけます
・口頭発表Download (PDF)
・ポスター発表 Download (PDF)
近隣ホテルおよび自然科学研究機構宿泊施設(ロッジ)の宿泊が可能です。
※ロッジの受付は締め切りました
・ロッジ宿泊を希望される方は参加登録フォームにて、9月30日(金)までにお申し込みください。
(一泊素泊まりおよそ3,000円)
・ロッジ宿泊の可否についてはご連絡申し上げます。
ホテルの手配は各自でお願いいたします。(>>近隣ホテル情報)
参加費:無料
ただし、お弁当を注文される場合や懇親会に参加される場合には実費が必要となります。
二日目終了後、基礎生物学研究所 山手地区 IBBPセンターの見学会を行います。
希望される方は参加登録フォームにてお申し込みください。
成瀬 清(基礎生物学研究所)
川口 正代司(基礎生物学研究所)
菊地 和弘(農業・食品産業技術総合研究機構)
田中 大介(農業・食品産業技術総合研究機構)
根本 博 (農業・食品産業技術総合研究機構)
藤川 清三(北海道大学)
主催:自然科学研究機構 基礎生物学研究所 IBBPセンター
共催:農業・食品産業技術総合研究機構 遺伝資源センター
協力:自然科学研究機構 基礎生物学研究所 バイオリソース研究室