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共同利用研究・技術講習会

IBBP水生動物精子超低温保存法 ワークショップ

ワークショップ概要

水生動物では従来モデル動物といわれる種のみならず、今まであまり利用されてこなかった新たな動物においても、ゲノム編集技術の応用による変異体作成が速いテンポで進んでいます。

ゲノム編集によって作出される系統を効率的に保存するため、卵や精子の超低温保存技術の開発が求められています。特に精子凍結保存は卵の保存に比べて一般に容易であるため、長期保存技術開発の最初の方法として有効です。

このワークショップではメダカやゼノパスで開発された精子凍結保存法が他の水生動物(トゲウオ、ユウレイボヤ、アホロートル、イベリアトゲイモリ、セイタカイソギンチャク)に応用できるのかについて、それぞれの水生動物を専門とする方々とともに試すことで、それぞれの種に応用可能な精子の超低温保存技術開発を目指します。

 

日程

2017年3月21日(火)13:30 ~ 22日(水)15:00

 

実習内容

・動物実験講習会

・ゼノパスとメダカ精子凍結保存法説明、デモ、実習

・CASA(精子運動解析装置)による精子計測デモ

 

対象水生動物

・ゼノパス

・メダカ

・トゲウオ

・カタユウレイボヤ

・セイタカイソギンチャク

・アホロートル

・イベリアトゲイモリ

など

 

スケジュール

3/21(火)

13:00 受付開始

13:30 挨拶、自己紹介

13:50 ゼノパスとメダカ精子凍結保存法説明、動物実験講習会

14:30 メダカ精子凍結保存法およびゼノパス精子凍結保存法のデモと実習

17:30 CASA(精子運動解析装置)による精子性状モニター及び簡易的な精子性状計測法のデモ

18:00 懇親会

3/22(水)

09:00 ゼノパス・メダカ精子凍結保存法を用いた各種水生動物の精子凍結保存への応用

12:00 昼食

13:30 討論会

15:00 終了  

 

講師

・荻野 肇(広島大学 広島大学両生類研究センター 兼 長浜バイオ大学)

・阪上 起世(長浜バイオ大学)

・北野 潤(国立遺伝学研究所)

・水戸川 和正(岡山大学)

・成瀬 清(自然科学研究機構 基礎生物学研究所 IBBPセンター)
 

場所

自然科学研究機構 基礎生物学研究所 明大寺地区

構内地図

地下1階 バイオサイエンストレーニングコース実験室、ミーティングルーム、光学解析室

 

申込

参加申込みは締め切りました。

 

受講料

無料

ただし一日目終了後に懇親会を行いますので、懇親会参加費として3,000円程度を徴収させていただきます。

懇親会に参加出来ない方はご連絡ください。なお、懇親会は地下1階ミーティングルームにて行います。

 

その他

・宿泊について

 共同利用研究者宿泊施設(ロッジ)については、下記お問い合わせ先までご連絡ください。

 

お問合せ

IBBP技術講習会事務局

e-mail: workshop(at)nibb.ac.jp  ※(at)を@に替えてください

TEL: 0564-59-5930, 5931

 

オーガナイザー

・荻野 肇(広島大学 広島大学両生類研究センター 兼 長浜バイオ大学)

・亀井 保博(自然科学研究機構 基礎生物学研究所)

・成瀬 清(自然科学研究機構 基礎生物学研究所)

・川口 正代司(自然科学研究機構 基礎生物学研究所)
     

主催

自然科学研究機構 基礎生物学研究所 IBBPセンター

 

共催

NBRP ゼノパス

NBRP メダカ