被子植物の進化

派生形質

  • 生物が1つの共通祖先から由来したとすると、すべての生物は1つの系図、すなわち系統樹上に位置付けることができる。系図の縦軸は時間であり、現在生きている生物はすべて系統樹の末端に位置し、系図の途中には過去に生きた生物が位置することになる。
  • 生物の外部形態(系統推定に用いられる情報を“形質 character”と呼ぶ)に注目した場合、共通祖先が持っていた形質から、新たに進化した形質を獲得した場合、その形質を祖先形質と区別して、派生形質と呼ぶ。近年、系統水手には派生形質を用いるべきであると提唱されている。
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