光学顕微鏡支援

光シート顕微鏡支援

研究支援担当者:野中 茂紀
基礎生物学研究所・時空間制御研究室

生体試料を3次元的に観察する新たな顕微鏡法として近年利用が広がりつつある光シート顕微鏡の観察を支援します。本顕微鏡は褪色や光毒性が圧倒的に少なく、かつ広い視野を高速に観察できる点が特徴であり、組織〜胚〜個体のライブ観察、透明化した巨大試料の観察等に特に威力を発揮します。一方で試料の保持方法や得られる画像に独特のクセがあること、共通機器としてまだあまり普及していないことが利用のハードルになっています。本技術支援では、これまでにも共同研究として様々な種類の試料を扱ってきた担当者が、観察方法の選択、実際の試料の調製と撮影、得られた画像データの可視化までを支援します。

  • 原腸陥入期マウス胚の4D観察と中胚葉細胞移動の追跡(左:生画像、右:解析結果)

  • 自由運動するアメーバの高速4D撮影

  • マルチビュー撮影やタイリング撮影可能な、デジタルスキャン光シート顕微鏡DSLM。

  • 既存の共焦点顕微鏡を元に構築した光シート顕微鏡ez-DSLM。非常に高速、かつ自作機であるため様々な種類の実験に柔軟に対応可能。

  • ユーザーインターフェースに優れた市販の光シート顕微鏡(Zeiss Lightsheet Z.1)。
    縞状の照射むらを軽減する両側照射とpivot scan、高屈折率な透明化試料(n=1.45)、 マルチアングル撮影、タイリング撮影に対応。温度制御、CO2濃度制御可能。